2014年1月10日金曜日

沖縄の旅。 思い出。捨て犬と、ピカの名をもつワンちゃん。

正月休みを利用しての沖縄の旅。無事に終わった。いろいろな思い出が沢山できた。いい旅だったよ。固いことばかり書いたので、旅の後の忘れない思い出として、イヌの話を書いておこう。★押川司教さまが居られる安里カトリック教会へ行ったときのことです。さすがに教会はリッパで、屋根や造りも沖縄らしく目立って、すぐに分かる。教会訪問と、司教さまに挨拶を、と坂を登って行った。★マリアさまのご像の前で、捨て犬を見つけたのです。マリアさまは、白く、大きな、1mより少し高い、ご像です。「ああ、きれいや、な」と見つめ、目をじょじょに下の方へ向けると、「あれ、何だ?」。ファスナーのついた小さな袋がある。「ニャ、ニャ」「クス、クス」。なにやら音がする。少しファスナーを開けると、子犬がいた。子犬というより、赤子だよ。写真のイヌだからね。「捨てイヌか。教会へ置けば、助けてくれるどろう」。まだ目も開いていない。びっくりして、袋を閉じて、事務所の男性にお知らせした。抱えて来たのが、この子犬です。かわいいよ。犬種は、わからない。盲導犬になるやも、知れないよ。ベトナム人の神父さんが「かわいい。飼います」と大切に抱えていた。★教会へ入ろうとすると、今度は、小さな犬が、チョロ、チョロと出て来て、足元に寄ってくる。毛が、ムジャ、ムジャした、なんという種類か分からない。じーっと、こちらを見ては、聖堂へ誘う。教会のベンチに座って、静かに祈っていると、犬は、内部を、あちこち回っている。えんりょ、しないイヌだよ。吠えないし、誰にでも懐くから、番犬には、ならない。★司教さまに挨拶申し上げると、あのイヌも近か寄ってくる。あいきょうがあって、いいな。「名前は、なんですか?」「ピカ・・・」「ピカって、それ、アシジの聖フランシスコのお母さんのオ名前でしょう?」。リッパな名前を貰って、光栄だよ。そのとき、とっさに思い出した。「ライモンドのこと」だった。ピカ夫人に、ライモンドか。あの子イヌは、どうなったかな。幸せに、なれよ。

1 件のコメント:

  1. マリア・フランチェスカ2014年1月11日 19:00

    小崎さんがお元気で沖縄より戻られ
    今回もお恵みいっぱいの
    日記を嬉しく拝見しております。
    動物を愛された聖フランシスコに倣う皆様に
    厳しい寒さの中ですが心が温まりました。
    子犬君、ビカ君、ライモンド君、可愛い~(^-^)

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