2014年1月4日土曜日

元日、第1号の入館者は、三重県の青年、熱意に、負けたよ。

聖コルベ館の担当を勤めて、24年。新年に当たって、1番の興味は、誰が、何処から、最初に入館者が来るか、です。★2年前は、東京のエリザベットさんと娘さんの2人。1年前は、同じエリザベットさんの娘さん1人だった。その娘さんは、いまタイで、現地の人と協力し、夢を実現させているとか。★さあ、今年は誰が、来るか。興味深々。待っていると、開館して直ぐに、ピン、ポン。「来たーぞ」。三重県から1人で車を運転してきた青年1人だった。出会って、すぐ「トマさんの本、みんな読みました」。これは別人だと、ゆっくりと話し合う。いい出会いが出来ました。おかげで、洗礼をうけて、霊名は「コルベ」を戴いた。実は高校のとき、教科書に載っていたコルベ神父に親しみと教訓を受けて、魅せられて人生が変わった。お父さんが山岳宗教を信仰していて、小・中学生の頃は、父に連れられ、山伏姿で、ほら貝を吹いて、断崖絶壁から身を乗り出して、ホトケの世界を体験したこともある。★「いまは、コルベ神父さまです、マリアさまです」と、明るく笑う。なかでも青年が言う、コルベ神父さまの清貧の生き方、ラクなイスを使わないでください、貧しく生きてくださいや、ポーランド人修道士たちが貧しい食卓を皆で囲み、ゼノ修道士が、ポケットから騎士誌の読者の名詞や、住所を出して、楽しく語らう話しなど、淡々と聞かせるんですね。マイッタよ。よく覚えているなと感心する。★また青年はこんなにも言った。「おカネ儲け、したい。ラク、したい。楽しみたい。快楽を求める。当然あります。求めて行っても、空しさを感じます」って、青年が言う。彼は26、ボクは86だよ。歳が離れている青年が、悟ったように「空しさ」を言う。実際、そうだから、モンクは言えないよ、ね。「コルベ神父さまは、この世では片手で働く。片手は自分が落ちないように支える。天国では両手で働く。天国から伸ばされた手を感じた」と、まで言って、青年は、資料室のサイン帳に名前を書いて、去った。