2013年10月8日火曜日

68年前、この道に入った記念日です。今日も長崎は雨だった

忘れません、この日は覚えている。原爆に遭って、家を失い、母を失い、傷心の17歳の少年。おじさんの家に居たが、肩身が狭い。これから、いかに生きるべきか、決断を攻められていた。「自分で生きる」「いかに生きるか」「何を選ぶか」。雨の日だった。「今日は、ナガサキは、雨だった」。歌の文句じゃないけれど、悲しいよ。雨って、悲しいね。傘もなく、少年は、ぬれてね。哀れなモンさ。聖母の騎士の大きな扉に立った。引くヒモがあってね。それを引くと、奥の方で、「カラン、カラン」とカネがなる。ドカ、ドカと、クツの音が大きく響いて、ポーランド人の修道士が大きな姿をあらわした。それが、ゼノ修道士だった。白いヒゲがあってね。青い目は優しかった。「オー、坊ーや、お母さん、どうしました?」「ゲンバクで、死んだ」「カナシイ、ネ」。ゼノさんは青い目に手をやった。「入りなさい」。ミロハナ神父に会って、「小神学校で、勉強しなさい」。それが、68年前の出来事だった。「この道に入って、68年。聖人への道は遠い」と書きたいが、キザになるので、書きません。それより、トコヤへ行って、サッパリした。それで、ええでしょう。まだ、まだ、がんばります。