2012年2月26日日曜日

入院11日目。お恵みがイノチの糸をつないだ

「今度ばかりは、参ったね。大変だった。危うく、死ぬところだった」と説明しても、皆んなは信用しない。「なーに、トマのことだから、4・5日したら帰ってくるだろう」。1月に入院したときは、尿が出なかったが、これは腎臓の中の石が尿管に詰まっての原因だった。だからバイパスを作って、尿が大量に出て、解決した。ところが、この度は、原因が分からない。午前中は正常に出ていたのに、夜になって、全く尿が出ない。こういう事って、有るだろうか。悩むのは当然です。でも、幸いに、お恵みが、いのちの糸をつなぎました。
考えてみると、私の生涯のテーマは、「生と死」だった。原爆にあっているし、危険な病気もたびたびしているから、マトモに言える。そして、その裏側と言うか、それは「愛といのち」だった。コルベ神父の愛と、イノチも知ったから。いわば、この2つをつなぐのが、私の人生だった。
明日、退院します。聖コルベ館に帰ります。オマエが居なくても、世界は立派に回っている。誰も困りはしない。オマエの存在価値は、どこに有る?それはオマエ自身の、他の人には追従許さぬ独特の人格にある、と私は思う。人間の生きる意味もそこにあるのではないか。
ナガサキの、生まれながらのカトリックです。これからも、古いと言われる信心生活を守って生きて行きます。私は、いつもホンネで語りたいのです。生きる力をもらいましたか。生きる勇気が湧きましたか。沢山のことを知らなくても、ひとつの小さな生きがいがあれば、ニンゲンは立派に生きていけるのです。苦しみの生涯を、愛の人生に変えようではないか。希望をもって、これからも生きていこう。