2018年10月16日火曜日

行くときは気が重い。帰りは軽々ホッとする診察

ヨゼフ・クリニックの定期の診察日。高原修道士が運転。ホームから丁度1時間かかった。診察室に3、4人の待ち人。先生、なかなか名前を呼ばない。1時間が経過した。
★本棚に沢山の本。「本島等の思想」を手にした。カトリック信者の元・長崎市長。よく聖母の騎士に告白に来ていた。市役所を出た所で、銃弾に倒れたが、危機一髪、助かった。本島さんには度々お会いして、自宅にも訪問した。本を開けると、「永井隆博士」の項目があった。その頁に惹かれた。本島さんなりの解釈だ。聖書のヨブ記に「主は与え、主は取り給う。主の御名に賛美」とある。永井博士はその気持ちで廃墟の丘に立ったという。私も賛成だった。
★診察室に待ち人は、14,5人に増えていた。名前と一緒に「ブラザー」と大声で呼ばれる。ブラザーという呼び方は好かないが「ハイ、よし」と直ぐ、フラフラと歩く。先生はいつも緑の衣装。長崎大から、この恰好だそうだ。今日は椅子に座るや、何やら水を、パッ、パッと、アタマや両肩に振りかけられた。「ルルドのお水だよ」
★聖ヨゼフは、乳飲み子イエスを見守り、天使の言葉でエジプトへ逃れ、イノチを狙うヘロデ王からイエス、マリアを守った。そのイメージで、名前を付け、待ち人を診療している。
★ヨゼフ・クリニック。私の初診は2001年2月2日であった。

1 件のコメント:

  1. いつも、楽しみながら、時には、感動しながらそして反省しながら読ませていただいています
    ありがとうございます��

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