2018年3月19日月曜日

ヨセフ橋口修道士の修道名の祭日。彼の生涯を問う

聖ヨセフの祭日のお祝いです。聖ヨセフは、聖家族の保護者、教会の保護者でもある。写真は、湯江教会の聖ヨセフの御像と、ヨセフの修道名を戴いている湯江修道院の橋口達夫修道士さんです。今日がお祝いなので、この日に及んで、ヨセフ橋口修道士さんの一代記を聞きました。
★明日、3月20日が彼の誕生日で、満84歳を迎える。
★橋口修道士さんは、外海・黒崎の出身。3歳の頃、長崎市に変わった。兄弟姉妹、全部で9人。その中で、彼は真ん中。現在4人が亡くなり、上は94歳の長女、下は76歳の妹。差し入れして修道院を助けてくれる。
★幼少の頃から、マリアの御像や馬小屋を飾ったり、宗教的雰囲気があった。中学を卒業して、船大工の造船所で働いていた時、養護施設「騎士園」の子ども達を見て、「自分も世話をしたい」と考える。17歳の時、聖母の騎士に入った。
★先ずミロハナ神父から「司祭志望か?、修道士か?」と問われると、直座に「自分は、修道士になる」と答えた。翌日から、与えられた仕事は、ルルドへの坂道にある畑の農作業だった。1年半、つづいた。少年には耐え難い。根を上げて、ミロハナ神父に「もう辞めたい」と申し出た。するとミロハナ神父が、大きな十字架を出して「これを越えて行きなさい」。これにはショック。彼は考えた。「神父に聞くより、直接、神さまに聞いてみよう」。一日の日課、勤めが総て終わった後、一人、暗い教会へ行き、1週間、祈りつづけた。すると、ある夜、暗闇から声が聞こえた。「私が、あなたを、選んだ。あなたが、私を選んだのでは、ない」。この言葉で彼の心は決まった。以前にも増して熱心に勤めることにした。
★志願期は、カシアノ修道士の炊事場でも働いた。カシアノ修道士と言えば、聖ヨセフの熱心な信心家であった。聖ヨセフの本も出している。カシアノさんから、修道名は「ヨセフ」を勧められた。修練に入る時、「ヨセフ」の修道名を受けた。修練期を終わって、いよいよ誓願を立てるとき、また迷いが起こる。自分は弱さを認めて、果たして、このまま行けるか。夜、また祈りがづづいた。すると、また声が湧いてきた。「あなたを、創ったのは、私です」「それなら、責任は、創られた、あなた、ですね。私は努力いたします」。こうして彼は修道士の生活を始めたという。
★修道士の働きは、どんな活動か。ホーム「聖フランシスコ園」事務で4年。資格も取得した。その後も同じホームで2回目、12年働いた。東京2ヶ所と、愛知県春日井でも働く。長崎では、山の養護施設や、長崎・騎士社で活躍した。カリエスを病んだ経験もある。湯江に来る前は、長崎に長年、居た。
★ヨセフ橋口修道士は言う。大切なのは、神さまとの対話。お祈り。責任は神さまが取る。神さまは人間を大事に創られた。人間には弱さもあるが、神の愛がある。神さまに祈ること。語ること。相談すること。必ず聞き入れられる。「親たちには言うんですよ。子どもには、きびしく、やさしく、あたたかく、この3つの言葉を混ぜ合わせて、与えなさい」
★最後に聞いた。「当面の、自分の課題、何ですか?」「まあ、体重を、落とすことだね。ハ、ハ、ハ」