2019年11月10日日曜日

台湾人の女性・許さんが来る。巡礼者のガイド。ゆっくり話す

これは、大阪市の台湾女性・許書寧(きょ・しゅ・にん)さんが、「カトリック週刊誌・こじか」に連載している「愛に生きたコルベ神父」の物語の絵です。第14話で、題は「ライモンド、チュウシャ大きらい」です。
★ライモンドとは、コルベ神父の本名です。「イエスの十字架と共に苦しむ病人は、修道院の宝です。一番の働き者です」と修道院で病む病人の修道者を大切にしました。コルベ神父自身も病人であり、苦しみました。しかしライモンド=コルベは、注射が大きらいでした。そのことを、許さんは、文と絵で描いています。週刊誌の物語は、第20話までつづくそうです。
★きょう、その許さんが、ホームの自室に訪ねて来ました。「やあ、ひさしぶり」と迎えました。台湾から司祭が同行の22人の巡礼団が来た。台湾語で、巡礼団を案内して、無事に終わりました、と明るい顔をしていた。
★「どこを回ったの?」。平戸、紐差(ミサ)、生月、田平(ミサ)、長崎市内、日本二十六聖人(ミサ)、聖母の騎士(ミサ)、黒崎(ミサ)、島原、雲仙(ミサ)。6泊7日。この日程を見れば、巡礼地が分かる。この度の巡礼団は、カトリック13人、プロテスタント6人、その他が3人、各地で熱心にロザリオを唱えたそうです。
★許さんは言った。「二十六聖人は、京都を出たとき、各地の人でした。しかし長崎に着いたとき、みな、心は一つになった。私たちの今度の巡礼も、雲仙の湯けむり立つ地獄の殉教地で、十字架を囲んで、みなでロザリオを唱えたとき、カトリックでない人の口も、同じように動いていました。それ見て、ナミダが出た、心は一つになった、強い感動を覚えました」。こころ、なごむ話でした。
★許書寧さんは、午前10時頃、自室に来て、昼食にホームのチキン・カレーを食べて、ゆっくり時間を過ごして、午後2時頃帰った。
★週刊誌「こじか」に載せた「コルベ神父の物語」を置いて行った。注射に弱かったコルベ神父、最後は、注射で殺されて殉教した。神さまの導きは、わからない。

4 件のコメント:

  1. 今日は急な来訪にもかかわらず、快く受け入れてくださり本当に感謝です。トマさんとお話しできて嬉しいです。こころの栄養をいっぱい頂きました。孤独と出会い、愛と許しの人生をしっかり味わいながら生きたいと思います。

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    1. 出会いて、うれしいです。度々、巡礼団が来ると、いいですね。コルベ神父の物語、後篇に期待しています。お元気で。

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  2. 許さんのこの絵に感動しました。
    医院の情景、人間コルベ神父のリアルな表情などが心に迫ってきます。
    信仰と愛を持っていらっしゃる方の想像力は計り知れないものがあると思いました。
    孤独と出会い、愛と許しの人生・・・。

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    1. 許さんの絵、気に入りました。許さんを、これから応援してください。

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