2015年12月29日火曜日

長崎の、根っからの信徒の、気概を感じた日だった

クリスマスも過ぎて、長崎・城山教会の信徒(レジオ・マリエ)の6人が、同じ教会の信徒で、入居している女性2人を見舞いにやってきた。わたしも知っている人が2人いたので、再会を喜び写真に収めた。入居している女性は、95歳と、87歳の2人だった。出会って、慰め、励ましていた。「95歳」と聞くと、「まあ、大先輩」といって感激して、反対にパワーを貰ったようであった。ご苦労様。感心だ。
★園長神父さんが、「今からロザリオが始まる時間だから、いっしょに唱えなさい」と声をかけると、6人の皆さんは教会へ行って、ホームの皆さんと共に祈りを始めた。城山の6人は最後まで、何のためらいもなく、ロザリオを唱えた。すんなり入る、その心遣いをみて、「さすがに、長崎の信徒だ」と、日頃の信仰が生活の中にと言うか、身に染み込んでいるのを強く感じた。計画的に、リストを作って、名前を記して、幾つもの各施設を回っているという。祈り、善業、活動も、信仰のうちだ。
★レジオ・マリエは、戦後、間もなくからの信心会で、よく聞いた会だが、長崎市では、今でも6つの教会に活動しており、会員も100人以上になると聞いた。城山教会にも、30人ぐらいは居るという。年に、1、2回だが、こうして時間をかけて、ホームの教会出身の入居者を見舞いに来ているのは、さすがに長崎の信徒だと感心しながら、感謝し、彼らに別れをつげた。

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