2015年10月4日日曜日

アシジの聖フランシスコの祭日。憎しみよりも、許しを

修道会の創立者、アシジの聖フランシスコ。ホームの名前の聖人の日でもある。意識して、朝のミサは修道服を着て、祈った。聖フランシスコはどんな聖人?と聞かれて、説明するには、どの部分
を切り取って、話をまとめればいいのか、迷うし、悩む。
★豪商の息子に生まれた彼は、騎士に夢見て、戦いにも挑む。しかし捕らわれの身となり、神の声を聞く。「主人に仕えた方がいいか、シモベに仕えた方がいいか」。彼は、立ち上がる。古びた教会で祈っていると、また彼に神の声が聞こえる。「教会を修復しなさい」。最初は建物と思っていたが、それは深い意味を含んでいた。
★親からもらった衣服も持ち物も、すべて脱いで、父親に返して、新しい生活を始める。それは主キリストのように生きること。福音に生きる。十字架を愛し、求め、最後はキリストの聖痕を身にうけた。一晩中、泣きながら、「ああ、我が神よ」「ああ、我が神よ」と、朝まで祈り続けた。
干し何物をも携えることなく、平和の道を、愛と従順のうちに、清い心で歩みつづけた。彼にとって、鳥も、魚も、狼も、空も、太陽も、兄弟姉妹だ。人を愛し、虐げられた人を愛し、重い皮膚病の人を看護し、神以外に、何者にも捕らわれず、争いを好まず、腰低く生きることを望んだ。・・・・・本当のフランシスコの心に、生き方に寄り添えない。余りにも巨大すぎる。だが、ふしぎに心が引かれる。
★ああ、オレは何を書いているのだろう、と思う。もう一度、聖フランシスコの伝記を読みたいと思う一日であった。

3 件のコメント:

  1. 元日のエリザベット2015年10月4日 19:43

    この特別な日に修道服でごミサに与ったのは、素敵です。
    私もきょうは赤羽教会で祈る機会があり、幸せでした。

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  2. 師父聖フランシスコの祭日おめでとうございます。
    金祝を迎えられた今年の祭日は
    聖フランシスコの兄弟の
    小崎さんにとっては特別なことでしょう。

    このような時代だからこそ
    神様から聖フランシスコに倣う生き方を求められているのではと私も感じる日々です。

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