2015年10月24日土曜日

記念日。10月24日、入居した日。1年が経過した

忘れもしないコスモスの花が咲いている夕方でした。高原修道士さんが運転するバスに1人乗せられて、窓から見えたのが、これらのコスモスだった。高原さんが慰めるように、「向こうに見える山は・・・・」と説明していたが、気持ちの沈んだ目は、風にゆれるコスモスを眺めていたのでした。
★そのコスモスは、落ちて行く夕陽に向かって、みな花を広げて一斉になびいていたのでした。「ああ、コスモスも、しっかり、生きているな」「よし、オレも」と思った日だった。
★夕食に間に合った。5時15分が食事です。15分か、20分あれば食べてしまう。その後、食堂を出て行くが、挨拶は、「おやすみなさい」。あれには、びっくりしたな。いまも変わりはない。
★まる1年が経過して、単調なホームの生活だったが、それでも長い1年で、いろんな出来事が起こっていた。まあ、元気で、1年を過ごしたのは、うれしい。高齢者が刻む年だから、1日、1日が大切だと感じる。高原修道士さんも職員として、がんばっている。

2 件のコメント:

  1. 海も山もある景色の素晴らしい土地ですね。コスモスも見事です。
    夕方の「お休みなさい」は寂しくなってしまいますが、私の住む土地も夕方には、「さようなら」と同じ意味で「お休みなさい」を使います。私も馴れるまでは違和感がありましたが、いつの間にか自分でも言うようになりました。
    眠る時の挨拶とはまた別で、年配の方に言われると優しい気持ちになります。

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  2. 去年の夏、トマさんが入院。ブログ再開まで2ヶ月ほど、ハラハラしていました。
    コスモスはやせた土地でもよく生育します。はかなげに見えるけど、キク科なので丈夫。活けると日持ちします。
    制限のある施設生活で、トマさんもよくブログをお続けになりました。
    トマさんの「いのち」、コスモスのようにあれかし。

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