2015年6月15日月曜日

理髪さんとの会話。本当に書きたいのは人の生き方

2ヶ月に1度、理髪さんが、2人か3人で来る。整髪の希望者は多い。前の日の夕食時に男性職員さんが、折った紙を持って食卓をまわり、名前を書く。最後に折った紙を広げると、順番がわかる。自分は5番目。最後の人は15番目だった。「どうも、くじ運が悪い」「運、不運って、あるのでしょうか」。★カガミはないが、布を広げて座ると、なんとなく心が和みます。「写真、撮ってもらって、いいですか」「いい、ですよ」。女性の職員さんに撮ってもらったのが、これです。「ブログに載せるのでしょう」と女性職員さんがいう。「毎晩、楽しみにブログを見ています」とも。理髪さんが「歳はおいくつ、ね」と聞いた。歳を伝えたら、「え?お若い。その歳で、毎日、ブログを書くって、お偉いですね」と誉めた。ホームに居ると、写真を撮るのは気を使う。個人情報、人権があるから、難しい。勝手に写真は撮れないし、記事も書けない。★「本当に書きたいのは、日々の出来事よりも、人間の生き方ですね。歳を取って、ホームに生きて、余生を如何に有効に使うのか。それを書くのが望みです」。人生に運命って、あるのでしょうか。人は、前を向いておれば、運命はない。自分で、自分の人生を切り開いていく。自分に可能性はある。しかし振り返って見れば、人には、人それぞれに「定め」がるように思う。いま、ホームに居ての心境です。「己の、定めを、生きて、行く」。背中を見れば、己には定めがあった。それを生きていくしか、ないのです。