長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2015年4月29日水曜日
タンポポは、やわらかい毛になって飛んで行く
散歩しようと、庭へ出た。タンポポが、やわらかい毛に変わっているのに気がついた。黄色い花だったのが、こんなに変わるんだね。風にゆられて、いずことなく飛んで行く。誰も知らない。そこから、また新しい花がさくだろう。ブログ(日記)を毎日書いている。タンポポの毛のように、どこへ飛んで行くのか知らない。どこかで何か新しい花が咲けばうれしい。いつからブログを書き始めたのだろう。このパソコンには、2011年12月1日から残っている。その以前から書いてはいるが、いつから始めたのかは覚えていない。★あの頃は聖コルベ館に居て、毎日、日記を書いてきた。楽しみに読んでくれている人もいるという。2011年6月20日のメモには、「毎日、ブログを見る人、150人ぐらい。多いときには250人にもなる。何を見ているのか。病気は大丈夫か、トマは元気だろうか。今日は何をしているだろうか。聖コルベ館に誰が来ているだろうか。長崎のニュースはないか。長崎の教会についても知りたい」とある★あれから4年が経った。今の心境はどうだろうか。やはり同じ数の人が、トマはどうしているのか、思ってくださっているのでないか。誰のもとに飛んで行くのか。タンポポの毛を見ながら、そう思う毎日です。人生って、黄色いタンポポの花が、やわらかい毛に変わるのと同じでしょう。長い人生には、納得しがたい、思いもかけぬ出来事が、1つか、2つ起こる。汚れた身も、こころのキズも、それは、そのまま、しまっておこう。意味は、いつかは開ける。よごれも、キズも、その人のタメになる。
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毎日トマは元気だろうかと思っています、ブログありがとう。今日もお元気で!
返信削除私達にタンポポの毛が毎日届いています。
返信削除種が運ばれ花が次々に咲いています。
母が昨日退院致しました。
札幌のタンポポの開花も間近です。
おはようございます♪
返信削除そうです、毎朝、トマさまは元気かと確認してから働き始めます(笑)
今朝もトマさまはお元気なはずです。ですから、わたしも頑張ってお掃除をはじめます!
たんぽぽの綿毛は、確かにわたしのところにも届いています♪
たんぽぽは、私のところにも。
返信削除ブログありがとうございます!
マリア。フランチェスカさま お母様ご退院おめでとう
ございます。どうぞ尚おだいじに。