長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2015年4月16日木曜日
残る腎臓は懸命に正常に働いている。生きて感謝
原爆で助かって、70年になる。腎臓1つで生きてきて、65年。そして歳は87まで生かされてきた。世界に何十億の人間が居ようとも、この3つが合うのは、自分1人だけでしょう。恵まれた、すばらしい人生でした。わたしは思います。君にも、同じように、君だけの、すばらしい人生がある。かけがえの無い人生がある。思い直そう。★きょうは腎臓の定期・検診に行って来ました。血液を取って、尿を取って、腹部のレントゲンを撮って、お医者さんから呼ばれた。「調子はどうですか?」「まァ、まァ、普通です。尿はどうですか?」「尿は少し濁りがある。これはステントを入れているから仕方がないでしょう。腎臓は正常値、大丈夫です。心配ないでしょう。何か有ったら、連絡をしてください」。安心して病院を出ました。★考えてみると、自分にとって人生とは、原爆、孤独、病気の数々だった。しかし、いま、生かされた命がある。お恵みと考えてもいいだろう。ありがたい、生かされた感謝しかない。いまは苦しくても、有意義に生きよう。★今までは、長崎市の聖フランシスコ病院へ通っていたが、距離が遠いということで、車で片道・30分の諫早市の総合病院へ変わった。立派な病院です。
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腎臓の検査が良好で安心致しました。
返信削除立派な病院ですね。
小崎さんのご健康
小さな者ですがお祈り続けております。