2021年2月12日金曜日

いま思えば入院は神の導き。西坂の丘に着いた。生者と死者は、つながる

看護師さんが持っている「尿の式別表」。
この度のトマの場合、一番下の「クロ」だった。こんな色の尿が出たら、さすがにトマ修道士でも、おどろくわね。
早朝、病院でも、この色。即、入院となった。2月5日の「日本二十六聖人・殉教者」の日でした。今、思えば、これは突如、手を引かれた神さまの導きであったと、感謝しています。入院になって、安心する。
入院は、西坂の丘に着いた所です。
★これから十字架に磔(はりつけ)になる。
泌尿器科の先生のお陰で、50㏄の点滴を、朝6時、昼12時、夕方6時、夜の11時に続けて4日間受けて、尿は黄色くなった。
ボウコウにカメラを入れて、調べてもらう。「がん」は、ない。ボウコウの壁が微秒に薄く、カメラを入れても血がにじむ。「大きな穴は、ないですか?」「ありません」。いま尚、謎の、ふしぎな血液尿でした。
★入院しても、食欲はない。痛みが少しある。昨夜は、初めて良く眠った。
★昨夜、電話で広島の女性と40分間、話をする。「母が、91歳で『すい臓がん』で逝かれた。告知されて、6ヶ月生きた。殆ど、自宅で静養した。痛みは、なかった。亡くなる1か月前に、ホスピスに入院。それからが早かった。楽しい思い出が一杯ある。オラショの旅にも何回も参加し、ポーランドへの連れて行ってもらった」。ああ、やっぱり、すい臓がんは、死ぬのだな。
★【ベッドで考える=死者と生者】死んだら、会いたい人がいる。父に、母。伯母さんや従弟の幸雄修道士、ミロハナ神父に、シスター。コルベ神父やポーランドの修道士たち。これらの人に会いたいと思うのは、実は、いま生者の私の心身に、彼らの痕跡が残っているからでは、ないだろうか。そう、そう、原爆の丘で、見捨てたタンカの女性にも会いたい。死者は生者に『つながり』、生者は死者に、つながる。人生には、分からぬ事が多くある。だから人間は、おもしろい。
★【昨日の閲覧者=統計】1435。

11 件のコメント:

  1.  また、励ましていただきました。
     ありがとうございました。

     お祈りしています。

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  2. トマさん!今このブログを読み送って頂いたトマさんのことばを繰り返し読みお祈りしております。前向きなお言葉に祈りの力頂いてます。トマさんのためにお祈りしています!

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  3. トマさーん お祈りしてるよ🙏
    トマさんとまた一緒に聖母の騎士で写真を撮りたいから。トマさん 大好きだよ🥰ココナより

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  4. サバマスク2021年2月12日 14:03

    どうか苦しみなく日々を過ごされますように。でも、死者のみなさんとの再会は死後の楽しみにとっておいていただいて、目の前の坂は、できるだけゆっくり上っていただけないでしょうか。いや、できればいったん下ってください。トマさんからいただいた手紙、絵とお写真、御メダイを並べてお祈りしております。

    (がぶらってぃ様、信徒的などと身に余るお言葉をいただき恐縮です。口語体だとしっくりこないのですよね。これからも毎日祈り続けようと思います。そのうちどこかの御ミサにもぐりこみたいのですが、おのれコロナ、当分許されないことでしょう。)

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  5. マリア・フランチェスカ2021年2月12日 15:25

    トマさんへの神様の導きに感謝致します。
    痛みの中ペンの力を益々発揮され毎日感動を頂いております。
    昨夜は眠れて安心致しました。
    痛みが癒され今夜も熟睡できますようお祈りしております。

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  6. You Tubeのなかに、

    「長崎にやってきた聖母の騎士たち(1)」
    https://www.youtube.com/watch?v=MWSii9v4z8U

    があります。

    とても貴重な映像資料でまとめられていると思います。

    2020/07/24にアップされたもの。


    コルベ神父に続きポーランドから長崎にやって来たコンベンツアル会の宣教師たちの活動の記録-コルベ神父生誕100年に寄せて(1994年頃) コンベンツアル会関町修学院:https://sekimachi-fh.org  Conventual Franciscans of JAPAN

    という解説があります。

    動画映像の解説者の声を聞いていると、
    「これはトマさんの声だ!」と気づきました。

    とてもわかりやすい解説ですね。

    動画映像の最後に、「構成・ナレーター 小崎登明」と
    表示されたので納得しました。

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  7. 日記の更新ありがとうございます。
    日々、医学は進歩しています。

    皆さまと共にお祈りしております。

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  8. 疼痛は現在は治まっているのですね。
    トマ様、お見舞いに伺いたいと心より望んでいます。

    入院中も、決して無理はなさらず、現在許される範囲で、日記を記録なさってください。
    お祈りは毎日いたします。
    お大事に。
    ベルナルド・マリー

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  9. 小崎さんが「ざまみろ」と
    言い放った兵器工場の先輩とは仲直りして
    いろんな話ができるかと。。
    それはその時にと横に置いて、
    今は1日が大事ですよ。
    毎日ブログ更新楽しみにしています。
    祈りと共に。

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  10. 今夜も良く眠れますように。

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  11. トマさんの日記、毎日拝読しております。
    読んでいつも励まされています。

    自費出版の写真集、一冊送っていただきました。
    「こころの時代」や「もしも長崎が世界の中心だったなら」も観ました。
    高校の修学旅行でお世話になりました。
    トマさんの日記の記事にもしていただきました。
    http://tomaozaki.blogspot.com/2019/02/blog-post_21.html

    今、日々いただいた励ましに少しでもお返しできるよう、お祈りいたします。
    主が共にいてくださいますように。

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