2017年5月5日金曜日

食堂前での会話。神さま「これで、いい、でしょ」

「こどもの日」。ホームで楽しみは食べることです。昼食の30分前になると、食堂の入口のイスに、ボツ、ボツと女性群が集ってくる。私も負けずと中に座ります。園長神父さんが1度人数を数えたことがあった。13人居たかな。これで満席です。
★瀧神父さんが、杖をついて、ニコニコしながら姿を見せる。1人の女性が席を立って、神父さんに譲った。私は、つぶやいた。「先の者は後になり、後の者は先になる」
★食堂では、介護の必要な人の食事が始まっている。食事が済むと、職員さんが1人、1人、車椅子を押して部屋まで送る。これだけ見ても「介護って、タイヘンやなァ」と直球で思う。
★1人の女性が、つぶやいた。「これだけ、お祈り、しよっとに、サ」。神さまは何で苦しみを与えるのだろう。その言葉を、さりげなく聞いて、「ああ、深い所を考えているな」と又、思う。
★「あの人、居らんやったね」「連休だから、家に帰ったとやろ」「家はあっと、ね」「あるさ、子供も孫も居るけん」「孫も居るとね」「居っと、たい」「うちは、誰もおらん」「神さまに叫びなさい。『なして、うちには、家族は居らんとね』」。すると、その女性が、ポツリと言った。「これで、いいでしょ」。まさに明答だと思った。現実を、神のみ旨として、受け入れる。信仰の基本だ。「昼の食事は何だろう?」「おサカナでしょう。今日は金曜日だから」
★介護の人たちの食事が終わって、皆さんのため食堂のガラス扉が開かれた。昼食のメニューは、ごはん、鯖の香味焼き、洋風味噌和え、玉葱の塩麹漬け、すまし汁、ミルクコーヒーゼリー、だった。やっぱり、サカナだった。