2017年5月25日木曜日

老人ホームで「まあ」幸せに、暮らしております

自室の戸は、いつも少し開けている。扉をシメ切ると、なんだかイキ苦しい。開けた方が、風も通る。廊下を通る女性の職員さんが、「トマさん、庭に生(な)ったもの」と、ビニール袋を渡した。家の庭の木に実った「びわ」だった。
★ああ、もう、ビワの季節になったのか。長崎では、ビワは誰でも喜んで食べる。キレイに着飾った商品用のビワより、どうかすると、庭のビワが美味しく味わえる。3回に分けて、喜んで食べた。
★テレビで、男性が、老いた母親を家庭で介護する苦労を語っていた。それはタイヘンだろう、と共感する。介護に疲れて、ついに、イヤイヤながらも、老人ホームに入れたと、悔しいというか、悲しい顔をいた。毎日、通ったという。
★ホームで生活するのは、確かに寂しい。自由も利かない。ワガママも言えない。だが、それほど深刻な人生であろうか。人それぞれだが、苦労があれば受け入れて行くしかない。施設の設備の良さも大事だが、要は、人と人との交わりだ。信頼関係だ。人は誰でも老いていく。弱っていく。ホームだって、ジンセイ、生きる幸せもある。カトリックの背骨があるからだろう、と今日も祈った。
★朝の9時に、体操のスピーカーが廊下にひびく。自室から出て、体操を始める。何んの抵抗もない。学校では、子供と一緒に体操をやっていたからだ。その延長と納得する。体操の後、入浴した。入江さんが先に入っていた。背中は洗ってもらえなかった。