ホームの隣の湯江カトリック教会に、朝ミサに、このところ数日、1人のシスターがお祈りに来ている。この1月に、無期誓願を立てた。お祝いの後で、しばらくの休暇をもらって、湯江の実家に帰っている。写真のお隣は、お父さん。ホームの事務長さんを、35年勤めている。
★嬉しそうなニコニコ・シスターが、数日前、教会に姿を現したとき、挨拶で、「幼い頃から、ホームに遊びに来ていて、皆さんの信仰のお陰を受けながら、育ちました」という意味を語った。きょうは、修道院へ戻る日と聞いたので、写真に撮った。
★神さまは、ひそかな声で呼んでいる。中学校へ上がるときに、シスターになると、家を出た。シスターの志願者となって、勉学やお祈り、実習など、約10年はかかる。修練を経て、有期の誓願を立てる。シスターとしての奉献生活が始まるのだ。無期誓願まで漕ぎ着けたから、よかったですね。それで聞きました。
★「いま、こころに浮かぶ、なにか、目標のような言葉がありますか」
★シスターは答えた。「お母さんからの教えで、『煉獄の霊魂のために祈りなさい』」。それを聞いたとき、まさか煉獄が出てくるとは・・・長崎の地元に根付いた信仰を感じて嬉しかった。
★「それと、わたし、(霊名)コルベなんです。コルベ神父さまの『白いカンムリ』、『赤いカンムリ』。憧れますよ。『赤い(殉教)』は、どうかと思いますが、修道生活にも日々、殉教はある気はします」
★ニコニコ残して、シスターは去った。この家族、シスターのお姉さんも、シスター。神さまの計らいは、限りなく働かれる。
★湯江教会は、小さな世帯の小教区ですが、シスターが2人も居るのは、誇りでもあり、お祈りをもって心身と霊性を助けてあげなければと、思う。
感激と感謝の涙が出ました。
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