長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2015年5月28日木曜日
「火事です。急いで、逃げてください」。避難訓練です
ホームには広い庭がある。環境に恵まれている。午後、しばしベッドに横になった後、庭を散歩します。歩くことの大切さを痛感する毎日です。出会った人は、約1時間、毎日、雨が降っても散歩している、と平気で言う。そこまでは、とても、とても就いては行けぬ。★散歩から自室にもどって、しばらくすると、突然、けたたましいベルが園内にひびきわたった。「調理場から出火です」「こりゃ、大変だ」「皆さん、非難してください」。職員が慌てて駆けつけてくる。調理場は、自室の廊下をへだてて、すぐ前です。火元と同じだ。職員が大声で、「すぐ逃げてください」。皆さんは、この庭へ集まった。車椅子の人もいる。杖の人もいる。★久しぶりの非難訓練だった。最近はニュース・報道でも、火事による災難が多い。「何よりも火元の注意。火事を出さないこと。タバコ、電気のコンセントなどが恐ろしい」。訓練は必要でしょう。皆さん、1階、2階の全員が集まった。1人、1人、名前を呼ばれて、居るか、居ないか、確認する。集団の生活は、火事、インフルエンザ、食中毒などが恐ろしい。最も注意しているところです。
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こんにちは・・非難訓練だったのね。日々備えあれば・・と言いますからね。一人暮らしでは無いから、安心ですね。
返信削除今日も有難うね。避難訓練良く解ったし私も気を付けるのに役立ちます。私も集合住宅ですから、火災には大変注意します。主人の口癖、鍵よし、ガスよし、電気よし、等言葉に出して出かける前の確認です。お手紙書きかけです、もう少し待ってください。メールはやはり無理かな・・?
これ以上頑張るのも可哀想ですね。現状をお互い維持しましょう。私も多くの方の輸血で生かされていますから。
では又ねルチア