長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2015年5月1日金曜日
5月、マリアさまを賛美し、祈る月がはじまる
朝、ミサのとき、司祭が「今日から、5月です・・・」と言った。5月は、マリアさまの月です。特別に、マリアさまをお喜ばせるお祈り、犠牲、善行をささげるように努めましょう。いわれなくても、こころは、その方向にむいております。幼い頃からの、慣れ、ですかね。5月は、マリアさまを意識して、親しんできた。自分には、われなりの歴史もある。自室のマリア像を写真にとりました。★ちょうど、きょうは「書道」の日で、先生の手本をみながら、数枚の字を書いて戻ったところです。その中の1枚を、マリア像の上に飾りました。「早苗、立夏」。もう、こんな季節になったのか。あんまり上手な字とは言えないけれど、せまい部屋です、自室に気分を出すよう飾りました。窓をあけて、入ってくる農村の風は心地よい。ひとり、ポツンと、あぐらをかいて、小箱のなかを探っていると、1枚のメモに目がとまった。「歳を重ねても、ほめられれば、うれしい。無視されると、悲しい。自分に何が出来るか。最後まで、主体性をくずさず、存在感を保ちたい」(2007.7.24)。いまも、同感です。
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そうでした、マリア様の5月です。
返信削除良い環境にお住まいですね。こちらも田んぼはたくさんあり、田植えも進んで、心地いい風が吹きます。ただ、勤務先の施設にはくつろいだり散歩したり‥という庭がないので残念です。