2019年12月12日木曜日

生きていれば、いいことも、あるさ。希望を明日につなごう

朝、5時15分。ホームを出て、湯江教会の玄関に、ツリーに灯がともされていた。空を見ると、まん丸い月です。静かな空間。いい眺めじゃないですか。
★ホームの朝は平凡だが、生きる喜びの時が始まる。書くことは多々ありません。入浴のとき、1人、なじみの男性が入っていた。「今年は、どんな年でした?」「ああ、よかったよ。ガンが3.5cmぐらいのが2つあったが、2回目の放射線治療で、全く消えたよ。医者も、びっくりしていた。いのちに、縁がありますな」。共に、喜んだ。
★ミサの後で、高原修道士さんが、祭壇の灯をけした。祭壇の生け花の横に、ローソクが4本立ってる。今週は、2本に点火している。これが、週が変わって、3本、4本と点火すると、降誕祭がやってくる。もう、クリスマスも、年末も、すぐソバまで来ている。お歳暮の「みかん」も届いた。
★いつだったか、フランスから女性の新聞記者が取材に来た。外国語大学の日本人の先生が通訳してくれた。その先生から連絡があった。「フランスから新聞が届きました。土曜日の午後に、ホームに持参します」。え?どんな記事になっているのだろう。やっと、芽がでた。楽しみだな。こうした小さな希望が、ホームで暮らす私の明日をつないでいる。ああ、やっぱり、生きているのは、幸せだし、恵みだな。

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