2019年2月20日水曜日

梅よ、咲け、咲け。ボクも咲くぞ。まだ、まだ、咲くぞ

ホームの梅も花ひらいた。春が近いね。ホームは余生を送る場所だからね。ゆっくりした気持ちで過ごしている。しかし毎年、変わらぬ梅と、年々変わり行く自分と比べれば、「同じ、生きているのに、なぜ、なのか?」、そんなツブヤキも出てくる。今年も梅が見れて、ありがとう。
★私は、人生で一番悲しいことは、2つある。
★その1つは、父親、母親に、子供の頃、早くに死に別れることです。親を失った子供の悲しみ。ツライよ。最近は、親が子供を殺す事件が起きている。トンでもない事ですよ。子供は親が頼りなんですから。
★もう1つは、子供の頃に、難病を病むことです。こんな痛ましいことはない。テレビで、幼い子供が難病を病んでいる可憐な姿を見ると、心が傷むよ。かわいそうだね。
★自分を振り返れば、何度も日記に書くが、7歳で父は病死。17歳で母は原爆死。1人っ子は残された。ツラカッタね。しかも、その上、病気だよ。13歳で、骨盤と背骨のカリエスを病み、手術で足のスネの骨を削り取って、背中に植えて、肋骨も何本か切り取って、寝たきりだった。ツラカッタね。これが私の人生の始まりだった。今、考えると、よくぞ生き抜いたと思うよ。もう、ゴメンだね。それから腎臓を病み、1つの腎臓で70年、更に、ガンも病み、ガックン、ガックンの人生だった。それでも「カオ」は若いと言われる。不思議なモンだね。風呂に入って、背中を見れば、スパーッ、スパーッと、3つに大きく切られている。自分で、背中が見えないのが、幸いだよ。
★歳を取っても親が生きている者が、うらやましい。親を大事にしない者が憎たらしい。病気1つしないで、健康に成長する者が、うらやましい。老いてもマラソンする者が、ねたましい。それでも生きるのは「90」まで生きた。なぜ、生きた?ワカラン。わかりません。今度は特に、年末年始に死にかけて、「ああ、ヤバイ」と観念したが、また生かされて、命をいただいた。おかげで3月1日が近づいた。携帯に何度も声が入って、10人ほどで、誕生会を祝ってくださると喜びの知らせがあった。大いに楽しみにしている次第です。梅よ、咲け、咲け。私も、咲くぞ。

1 件のコメント:

  1. トマさん 梅の花が綺麗ですね〜
    トマさん 咲いて下さい。笑顔でお誕生日迎えましょう(^^)私がお誕生日のおめでとうの歌を歌ってあげたいな(^^)ココナより

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