2019年2月5日火曜日

日本二十六聖人の1人、聖トマス小崎。凡人のトマを励ます会あり

1個のメダルを手元に残している。ST.THOMAS  KOZAKI聖トマス小崎。裏を返すと、伊勢カトリック教会。献堂記念。昭和41年12月18日、とある。
★今日は、日本二十六聖人殉教者の祝日。その中の1人に、少年・聖トマス小崎がいた。父親と共に殉教している。私が、この聖人のお名前を頂いたのは、昭和25年4月、修道服を着たときだった。自分から選んだのではなく、院長神父から与えれた名前だった。私は、この名前を非常に気に入っている。「小崎登明」は、この名前から名乗った。本名は殆ど使わない。ホームに入居して、初めて本名を使うようになった。
★二十六聖人たちの殉教の道のりを思うと、胸が痛む。京都から長崎までの長い道のりを、人々からは罵倒され、役人からは責め苦を受けながら苦難の道を歩きつづけた。長崎に着けば、即刻、死刑が待っていた。彼らの歩みは、どれ程、辛かったであろう。聖トマス小崎少年は、三原(広島県)の牢獄で、最愛の母に、信仰に溢れる手紙を書き残している。
★私は、かつて、車キャラバンで、二十六聖人の映画を積んで、京都から長崎まで、映画上映をしながら巡礼した。聖トマス小崎の熱心な信仰と、周りの人たちに対する細やかな愛は、老いた修道士にとっても、目標の模範となっている。
★昨夜は、「老いたトマの信仰を励まそう」と、長崎・聖母の騎士修道院の皆さんが諫早まで出て来て、ホームからは私と、瀧神父さん、高原修道士さんが参加して、全部で13人が集り、お祝いをしてくれた。みんなと顔を合わせるのは、本当に嬉しい。ゆっくりとした楽しい、ひと時を過ごした。修道者仲間と居ると、心が和みます。元気が出ます。ホームのことも忘れます。常々運転を勤める高原修道士も、昨日はビールを飲んだ。「沢山、飲んだね」「いや、一杯だけ」。自粛しているそうだ。帰りは代行運転を頼んだ。
★「昭和に生きた修道士たち」。2月2日(土)に日記に載せた。翌3日(日)に長崎の白浜さんが、聖母の騎士のルルドの水を持って自室を訪ねて、ハガキを差し出した。白浜さんが第1号となった。4日(月)、8枚のハガキが届いた。
★皆さんからのハガキをお待ちしています。

2 件のコメント:

  1. トマさんこんばんは(^ ^)
    ランタンフェスティバルが始まった長崎市は雨です( ; ; )
    知ってる顔がたーくさん笑笑
    トマさん 嬉しそうですね〜

    返信削除
  2. マリア・フランチェスカ2019年2月5日 22:50

    小崎さん
    修道名記念日おめでとうございます!
    今日は私も日本26聖人殉教者に
    心合わせ過ごしました。
    兄弟の皆様のお祝い会に感謝ですね。
    小崎さんお幸せそうで嬉しいです。

    返信削除