2019年2月10日日曜日

同じ名前の幸一君が、大学を卒業して、母と一緒に会いに来た

13年前に、さかのぼる。
★2006年4月、春休みだった。大阪から母と子供2人、姉と弟が聖コルベ館に訪ねて来た。理由は、こうだった。母が、ネットで弟・息子の名前「田川幸一」を検索していると、トマに行き当たった。「同じ名前なので、ぜひお会いしたい」と電話があった。そりゃ、こっちもビックリするよ。写った記念写真が右側です。
★左側の幸一君は小4だった。この家族との交流が始まった。幸一君は何度も聖コルベ館へ来た。2008年、夏休みの写真もある。トマも、大阪の田川幸一君の家に訪ねて、すき焼きをご馳走になった。
★年月は流れる。幸一少年が成長して、長崎大学受検に来たのは、2015年2月だった。トマはホームに入居していた。ホームまで訪ねてきた。「教育学部」に入ります。時の流れは更に早いものですね。今日、幸一君と、お母さんがホームに訪ねて来た。「3月、卒業します。学校の国語の先生を勤めます」。明るい話好きの青年になりました。21歳だよ。今から希望に満ちた未来が開ける。70年経って、トマの歳になったら、社会はどんな変化を遂げているか、そんな心配まで心に湧いた。
★「ところで何んで、幸一と名を付けたの?」。お母さんが答えた。「幸一という名の神父さんが居たのです。名前を貰いました」「洗礼名は?」「十字架のヨハネ」。次に幸一君に聞いた。「長崎は、どうだった?」「楽しかったですね。1年の2学期から250ccのバイクに乗って、回りました」「海外は?」「韓国、タイ、カンボジア」。1年から同じ「焼き肉店」でバイトで稼いだ。「彼女は出来た?」「出来ました」
★「ぜひ卒論を見てください」とプリントを渡された。「キリシタン資料にある『天狗』について」と表題にあった。『悪魔』を『天狗』と表現している。明治まで続いた。「おもしろそうだね。ゆっくり見せてもらうよ」
★姉は、いろんな国を回って、いまドイツに居るという。大学院で学んでいる。
★トマは殆ど本名を使かっていない。幸一君が、タンスの上に置いた「塗り薬」のフタに、医務室から渡された「田川幸一」の名を見つけた。「ああ、やっぱり、ここに有った」。2人は明るい笑いを残して去った。一抹の寂しさを感じた。

2 件のコメント:

  1. 幸一君、卒業おめでとうございます。成長ぶりが写真からもわかります。老婆心ながら四年間心配していたので本当に嬉しいです。
    小崎さん、美樹さん、写真集届きました。ありがとうございます。大切に見させていただきます。

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  2. トマさん お元気そうですね〜
    ココナがインフルエンザになってしまって
    ハガキが出せずにいます( ; ; )
    ココナと息子たちが成長する姿をトマさんにも見てもらえたらな〜と思っているので お元気でいて下さいね。

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