2018年8月30日木曜日

騎士誌を配ったマチア修道士の命日。安息を祈る

マチア・ヤ二エツ修道士の命日です。大浦天主堂の石段や、浦上の平和祈念像付近で、「コレ、イリ、マスカ?」と、聖母の騎士誌を配っていた修道士です。長崎の町、修道服の外人さん、ということで有名でした。
★亡くなったのは1996年(平成8年)ですから、22年になります。ですから写真は1980年代でしょう。コルベ神父が聖人になった時、取材が押し寄せました。マチアさんは毎日、午前中に、電車に乗って、大浦か浦上へ出かけます。テレビがマチアさんを追いかけ、電車の中で揺られながら話を聞きました。マチアさんは騎士誌を手にして言った。「コルベ神父サマ、クバリ、マシタ。ゼノサン、クバリ、マシタ。イマ、ワタシ、クバリ、マス」。マチアさんの総てを表した名言だと思う。
★和歌山県の女性から便りがあった。「昭和57年(コルベ神父が聖人になった年・1982年)、修学旅行で長崎を訪問したとき、マチアさんと一緒に写真を撮った。縁あって、その後、カトリックの洗礼を受け、騎士誌の読者になりました。マチアさんとの出会いは偶然でない縁を感じます」
★「あなたのおかげで、今のわたしが、あります。そんな言葉をいえる人に、出会いなさい。あなたのジンセイは、幸せになる」
★マチア・ヤ二エツ修道士は、94歳で神に召された。