2016年2月26日金曜日

35年前になるか。パパさまが長崎へ平和巡礼された日

2月26日は、忘れもしない、パパさま(ヨハネ・パウロ2世)が、長崎を平和巡礼された日です。(この写真は、そのときの場面ではないのですが、パパさまの写真が手元にないので載せました)
★1981年ですから、もう、35年前になります。ということは、40歳ぐらいの人は覚えていないことになる。それだけ時間が経ったんですね。
★昔のキリシタンたちは、7代経ったら、ローマからパパさまの舟がやって来る、そして信仰が自由になる、と希望をもって、信仰を子孫に伝えて守ってきました。それが、本物のパパさまが、実際に来られたので、信者たちの喜びは、大きかった。誰もが、胸を躍らせて、パパさまを歓迎し、喜びでお迎えしました。折りしも、その日は、思わぬ大雪にみまわれ、寒風吹きすさむ厳しい日でしたが、寒さも忘れて、賛美歌を歌い、ミサで祈りました。
★長崎の聖母の騎士に来られたときは、特に、ポーランド人の修道者たちは大きな喜びでした。10人ほど、コルベ神父の弟子たちが居ましたが、1人の修道士セルギウスさんは、「ポーランド人も、こんなに偉いヒトが居るんだなア」と、涙を流して喜びました。
★聖母の騎士の教会で、パパさまは、急に、大きなお声で、「パーテル、ノステル・・・(天に、まします)」をラテン語で歌われました。そして、福者コルベ神父の祭壇前に、ひざまずいて、祈られた。そのとき、教会は深い沈黙にひたされた。翌年、1982年、コルベ神父は聖人にあげられました。現在も、パパさまがお座りになった椅子と、ひざまずかれた祈祷台、2基が大切に保存されている。
★聖ヨハネ・パウロ2世の言葉です。「戦争は、人間の仕業です」。こころの底から平和をお望みになるパパさまでした。その思い出は、いつまでも消えない。

1 件のコメント:

  1. 忘れませんこの事は!すごい雪の中、母や父も村から皆行きました。私は病気で留守番でした。日本ではお会いできなかったので、ローマへ行きお会いしました。素晴らしいお方でした。日本語を話されるパパ様でしたね。それも、聖母の騎士の司祭が頑張りましたね。人間も神様の愛が輝く姿を頂けるのだと感じました。

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