2020年8月30日日曜日

ホームで「こころの時代」を上映。これからの人生、希望に生きたい

背中の脇に出来た「皮膚がん」の写真を公表する、また手術の後の縫った部分をも公表する、どうかと思いますよ。最初は、写真は出していなかった。抵抗が、あった。でも、もう、この歳になれば、隠すものは、ないでしょう。これから、どうなるのか、先は短いだろうが、やはり変化していく過程は、気になります。
自分でも、不安は、ある。
日曜日。入浴は、男性は、毎日、9時から午前中に出来る。お医者さんは「毎日、シャワ―」と言われるから、早々と、浴場で、シャワ―を浴びました。その後、医務室で、カットバンの交換をしてもらった。大々的に、貼っている。少し、皮膚のカブレがあるようです。まあ、これで気持ちも落ち着きました。
「ビデオの日」です。10時から、食堂で行なわれた。小崎登明の「こころの時代」を上映しました。20数人が見てくれた。ヘイ、ヘイ、ボン、ボンというか、なめらかに物語は流れて行く。「今年は、良い年だったな」と感謝します。
やっぱり最後のシメ。ディレクターの問いが良かったね。
「十七歳の時、『ざまー、みろ』と言ったこと、忘れないと思うんですけど、いま、先輩に、声をかけるとしたら、どんなふうに?」
「『大丈夫か』『大丈夫か』。その声だけ。手を伸ばして、助けてあげるのは、勇気のいる事だよね。だけど、コルベ神父さまを知った以上は、そういう人間になりたい。心の隅には、ある。『大丈夫か』は、かけたい。起こして、助けるか、そこは人間の弱さがまだ残っているから、分からない」
★ああ、あの答えで、よかったと、きょうも、思いました。常に、弱さとの戦い。しかし手本があり、希望がある。今日の、ミサの福音で読まれた言葉。「己を捨てて、己が十字架を背負って、我に従え」

1 件のコメント:

  1. がぶらってぃ2020年8月30日 16:35

    トマさんの描かれた十字架を背負う絵を
    手元に、己を捨てられていないのだと
    突きつけられる苦しみを知っている
    ところです。

    もし今日ミサに授かっていれば、
    一層耐えがたい楔を得ていたでしょう。

    ではありますが、きっとこの苦しみは
    良いことです。良いことの兆しです。
    がぶらってぃには、苦しみから
    もたらされる喜びは必ずあると信じられます。

    これもトマさんの日記のおかげです。

    日記に皮膚の状態の写真を出してくださり、
    ありがとうございます。
    きれいな肌への傷と処置ですから
    心が傷みますが、勇気をもって
    あげてくださって、学びになります。

    少しの発赤、テープかぶれでしょうか。
    気になりますが、トマさんは毎日のシャワーで
    適切に処置されますし、生来のきれいな肌質から
    考えても、問題なく経過されると思います。
    かゆみなどがでませんように祈ります。

    毎日の体のケアも、心のケアも、
    神が与えた体を大事に使う行いですね。
    がぶらってぃは、トマさんの行いによって、
    自分もならい、高めることができます。

    今日も感謝のうちに。

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