2017年9月3日日曜日

あなたの人生、すばらしい。喜びも、涙も、心の宝

女性職員さんが、大きな横長の紙を持ってきて、「両脇に、何か、字を書いてください」と頼んだ。ホームの皆さんが見える場所に張りたいという。何を書いたらいいのか、ちょっと考えました。暗い言葉は望まない。やっぱり前向きで、明るい言葉が欲しい。
★ホームのいえば、入居を、なぜか好まれない。人は老いには勝てないのは事実です。ホームで生活する車椅子の人や、押し車の人を見ると、本当に、痛みや不自由に耐えて、懸命に生きておられる。その皆さんにも、かつては元気で愉快で、大きく笑った時代もあった。その大切な思い出は、その人の宝箱だと思います。
★自分がホームに入った時、過去との間に、断層が出来たのを感じた。自分の人生、これで良かったのか。過去は遠くに去ってしまったのか。いや、ホームの生活も自分の人生なのだ。頼って来てくれる人が居るではないか。そう思い直した。先日のテレビだって取材に来てくれた。どう生きて来たのか、考えるときに、否定はしたくない。だから次のように書いた。「あなたの人生、すばらしい。喜びも、涙も、こころの宝」。それに、もう1つ。「仏さまも、神さまも、見守って、くださる」
★先日のテレビが帰って、放送日を暦に書き込もうとして、気がついた。10月19日は、25歳の頃、結核を病み苦しんでいた時、看護師をして世話をしてくれて、命を助けてくれたシスターの命日に当たっていた。しかも50週年忌の日です。私には、これは不思議な取り合わせと思った。まだ、まだ、シスターの思いが通じているから、こんな一致が起こるのでしょう。だから生きる者も、苦しみがあっても、見守られている。それを感じることが出来れば、嬉しいじゃないですか。不思議な縁だと思いませんか。