2014年2月3日月曜日

恩師・永井博士・再び映画になるか。教え子は、うれしいよ。

永井隆博士が亡くなって64年。永井先生の「己の如く、人を愛せよ」の精神は消え去ることがない。誰の心にも通じる心情だ。それは海越え、山越え、外国の若者にも通じていく。うれしいじゃ、ないですか。永井先生から、小神学校で、中学生のとき、理科を教わった。「君は、絵が好きなの。これを見てください」。特別に、絵を見せられた。それは永井先生が描いた、被爆直後の、崩壊した浦上天主堂の墨絵スケッチだった。「先生、これ、模写して、いいですか」。同じように描きましたよ。悲しい浦上天主堂の面影です。永井先生は、絵がじょうずだった。原爆のあと、ちょうど永井先生の自宅あたりの廃墟に腰掛けて、毎夜、毎夜ですよ、暗闇のなかで、燃える浦上天主堂を眺めて、泣きましたよ。その悲しい想い出がある。忘れません。永井先生の明るいカオ、表情も、忘れません。★映画になる、って、うれしいです。ぜひ見たいですね。2月に完成とありますから、今年には見れるでしょう。楽しみにしています。2度と原爆、無いように。2度と戦争が、ないように、願うばかりです。★あなたは、永井先生をご存知ですか。長崎のお医者さん、原爆の被爆者です。真理と、信仰、平和の使徒です。本を読んで、勉強してください。


2 件のコメント:

  1. 私には、永井博士の後輩で、長崎市内でお医者さんしているともだちがいます。
    家で療養している人、家で難しい病気を治療している人、もう少しで天国の人・・・丁寧に診療しています。
    永井博士のことを思い出して診療にあたるそうです。
    現代にも永井博士の心情を引き継いだ先生方がたくさんおられるので、私たちは安心できます。
    どうぞ良い診療ができますように…永井博士天国からも応援してくださいね。

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  2. 私の地元は小学校の修学旅行が長崎で、その事前学習で読んだのが娘さんである茅乃さんの「娘よ、ここが長崎です」で、それで永井先生のことを知りました。その数年後に永井先生とゆかりのある長崎のカトリックの学校に入学するとは思いもしませんでした。書物も伝記も読みましたし映画「長崎の鐘」も観ました。コルベ神父様の診療もされていたのですよね。
    本当に如己愛人を実践された素晴らしい方だなと思います。
    私たちは永井先生やコルベ神父の平和への意志をずっと語り継いでいかなければいけませんね。
    映画、私も観ます。

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