2015年9月6日日曜日

母は祈った。「この子を御身に預けます」。それが、これ

聖母の騎士の教会。金祝のミサが始まる。緊張の面持ちです。「いよ、いよか」と思うと、胸は高鳴る。
★13歳のとき、この聖母の騎士のルルドに連れてきたのが、母親だった。母は、浦上出身の熱心なカトリック。母は、ルルドの聖母マリアさまに、「この子を、あずけます」と祈ったと信じている。
★なぜなのか。なぜ、この場所に、心を惹かれたのか。わからない。少年は毎日、通って来るようになった。ポーランド人の修道者たちから覚えられる。時には泊めてもらうこともあった。
★今でも覚えているが、修道院に1つの井戸があり、確か、セルギウス修道士が井戸から洗面用の水を部屋に準備してくれるのだった。その水入れが白くて、立っていて、手すりがついて、めずらしく格好よかった。当時は戦争中。修道院のイメージは、憲兵隊や特高警察から監視され、なんだか暗くて、音をたてない、静かな雰囲気だった。泊めてもらっては、お手伝いもする。今、思えば、ローマン修道士の聖像作りのため、ご像を磨く作業だった。
★ホームへ来て、ローマンさんを100歳で天国へ見送った。