2014年12月5日金曜日

早々とクリスマス・プレゼントを貰いました

長崎へ出かけたときに、聖コルベ館に居ると、電話があって、「これから面会に来ます」。隣町の女性からでした。訪ねてきて、早々と貰ったのが、このプレゼントでした。慰められた。長崎で貰ったので、幸いでした。聖フランシスコ園がある町は、長崎から40kmほど離れた農村です。列車も、バスの便利もよくないです。来るのは大変でしょう。プレゼントは、「天国からの贈り物」ですね。★こんな話を聞いたことがある。ある信仰の深い女性が、病気になり、ガンは進行して、やせて、大変苦しんでいた。回りの人が気遣って、「苦しいときは、素直に、苦しい・・・と叫んだ方がラクになりますよ」。そうかも知れませんね。ガンの苦しみは耐えがたいものがある。すると女性は、信仰深く、姿勢をくずさず、「天国のために捧げましょう」と、けなげにも、言ったそうです。プレゼントは天国からの贈り物、苦しみは天国への贈り物かも知れませんね。そんなことを、貰ってから考えた。確かに、これには意味がありそうです。

2014年12月4日木曜日

ホームで、100歳ポーランド人修道士さん逝去

以前に撮ったローマン修道士さんの写真です。ホームで5年、静養されていました。コルベ神父さまと一緒に宣教した修道士さんです。満100歳。ポーランド人最後の修道者です。時々静養室にお見舞いしました。ホームで、最高齢者です。職員の皆さんから温かい介助を受けていました。「ローマンさん、トマです。いっしょにポーランドへ行きました。パパさまをお迎えしました。パパさまに、お膝もとで会いました。ポーランドの大使館国旗を、戦争のとき守りました。ローマンさん、一緒に聖像を作りましたね」。呼びかけました。寂しくもローマンさんは、先月、11月25日の夕食時に亡くなりました。安らかな天国への凱旋でした。うらやましい最後でした。ベッドの足元に、ローマンさんがポーランドから着てきたチョッキ(首のところに白い毛がある)が置かれていた。翌日、ホームで皆さんとお別れしました。忘れることが出来ない修道士さんです。葬式・告別式は長崎の聖母の騎士で行なわれました。ローマンさんがコルベ神父さまと苦楽を共にした場所です。この1枚の写真は大切に撮っておいたものです。

2014年12月3日水曜日

聖ザビエルの祝日。愛と平和。戦争のない世の中に

ちょうど手元に聖人ザビエルの聖絵があったので、載せました。日本へ初めてキリスト教を伝えた聖人です。教科書でも習った。16世紀に活躍したスペイン人。平戸へ宣教した。記念の教会が建っている。私たちは、その辺りで信仰を得た信徒たちの子孫でしょう。親からもらった尊いもの、それはカトリック信仰でした。7代にわたって、つないできたのです。赤子のときから、乳を飲ませられるときに、手に母の手を重ねて、強引に十字架の印をさせられた。それで育ったわけです。いま、ホームで、3度の食事のとき、食事・前後の祈りの十字架を時々忘れることがある。「それで、いいのか。母親が泣くぞ」。腹のなかで、そんな言葉を反省している次第です。★教皇フランシスコは、最近、「人類は広島と長崎に学んでいない」と嘆かれた。聖フランシスコ・ザビエルが一番望んでいたのは、日本人の幸せと愛、戦争のない平和、世の中だったのでしょう。

2014年12月2日火曜日

コメント、励まし、お祈り、沢山の見守りに感謝します

パソコンをホームの自室へ。切り替えの手続きに、長い時間を要して、それは大変でした。やっと発信が出来ました。ところで、これまで沢山のコメントを寄せてくださり、皆さんが連携して、お祈り、支えてくださったこと、まことに有り難うございます。心から感謝申します。人の一生って、長いですね。この歳になって、意外な経験もする。日々の生活では、早朝、ミサを共同で祈ります。夕方、ロザリオを共同で唱えます。ホームに隣接して、湯江教会があります。先日、ロザリオへ行こうと廊下を歩いていると、「電話です・・・」と呼ばれた。男性の声で、「いま、苦しい。祈ってほしい。お祈り、ぜひ、頼みます」「今から、ロザリオへ出かけます」。いろんな人が悩んでいる。ロザリオで祈ります。ロザリオの最後には、聖母マリアのご両親、聖ヨアキム、聖アンナへ取次ぎを祈ります。「近々、神さまに出会う日を、楽しみに・・・」と、祈りにある。老いの喜びとは、このことかも、知れないと思う。なぜか祈りを口ずさむと、こころが癒されるのを覚えるのです。★絵は韓国からのカード。

2014年12月1日月曜日

入所の日。コスモスが一杯咲く午後でした

コスモスも、もう終わりです。園のコスモスも写真の通り、寂しいです。これらのコスモスが、諫早干拓・原野に一杯、花咲いている午後に入所しました。10月の終わり、でした。「聖フランシスコ園」へ向かう車のなかで、一杯のコスモスを見たのです。運転は修道士の職員、高原さんでした。「あれが、雲仙・普賢岳・・・」と、なぐさめるように、うながした。普賢岳と一緒に、近くにコスモスの花畑があり、花一杯が、いや、全体のコスモスが、支えている枝をしっかりと、車の後方へ、曲げているのに気がついたのです。暮れ行く晩秋の太陽に、しっかりと、なびいているコスモス。印象的な風景でした。赤く輝くヒカリに導かれて、精一杯に生きる姿がそこにあった。「コスモスよ、語れば、複雑です。気持ちも、自分でない気がします。声が出ないんだなア。体力が落ちたのは、ほんとうです。ぼち、ぼち、理解してもらえたら、嬉しいです」。園の皆さんと一緒の夕食に間に合った。紹介されて、「自分の生活」が始まる。86歳といっても、「なに、言っているの」で、おしまい。「あいさつから、はじめよう」

ホームでお世話になっています

長崎の「聖フランシスコ園」というホームです。もうお世話になって、1ヶ月になります。先日、園内アナウンスがあった。「グランドゴルフをおこないます。希望者は・・・」。行こうか、やめるか、迷う中、女子職員に声かけられて、いつしか手をつながれて、庭へよろ、よろと出た。10数人が旗のそばに集まっている。「仲間へ入れて・・・」「これで、打ちなさい」。ゴルフだから名前はあるんだろうが、知らない。とにかくバットで、小さな木の玉をかっ飛ばした。空を見る、雲をみる、大気を吸う。その後で撮ってもらったスナップです。ここは諫早干拓に接した田園です。のんびりした所です。皆さんと戯れると面白い。旗の下に入ったと思ったら、ひょろりと抜け出したり、ある人に1発で、玉を見事に入れた「ホール・イン/ワン」というのですか、あれが出て、とにかく大笑いして盛り上がった、ひと時でした。

2014年10月8日水曜日

ひさびさに聖コルベ記念館へもどりました

病院の許可をいただいて、少しの時間、聖コルベ記念館に戻ることができました。修道院で、5人の司祭と、3人の修練者といっしょにお昼をいただきました。 たくさんの励ましのコメントをいただき、本当にありがとうございます。まだ、療養が必要ですが、これからも皆さん、お祈りください。