長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2015年7月20日月曜日
何事も無く、1日が終わった。これもお恵みですね
小さな教会です。いま、数人でロザリオを唱えて、自室にもどって来ました。車椅子の90代女性もいる。園長神父さんも毎日、このロザリオに参加して祈り、終わると車椅子をご自分で押して、ホームの方へ連れて行くのです。扉を大きく開けて加勢するのが、せい一杯の慣わしです。園長さんは言います。「ロザリオを唱えなさい。お祈りをしなさい」。そして実行している。祈りがあるホームはきっと、いい施設でしょう。きょうも何事もなく夕暮れになりました。★ホームのなかでも、職員さんの結婚式があったり、誕生会の出し物の写真を載せたりしているので、日記が、ちょっとした話題になってきた。こまった一面も、「田川幸一を検索しても出てこない。どうすれば、いいの?」という声もあった。「小崎登明を検索してください」。名前が2つあるので、ややこしいですよね。事務所にも電話があった。「トマさんを呼んでください」「登明さんを呼んでください」。長い間、田川を使うのを忘れていた。ホームに来て、もう9ヶ月になる。だんだん小崎は遠ざかり、田川が身についてきているようです。
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