2012年7月10日火曜日

なぜか、あの頃の子どもとの生活、学びが懐かしい。憎めない

昭和30年代の男の子の施設。ペトロ石橋先生。指導員。修道士。戦争が終わったばかりで、世の中も、施設も、混乱状態だった。いま、教育界はイジメや受験、あるいは引きこもり、暴力などで、揺れにゆれている。あの頃の施設を知っているだけに、問題は沢山あったが、懐かしい。子ども達も、悪さをしても、憎めない。ペトロ石橋先生には、オーラがあった。じょうじゅに子ども達の心をつかんでいた。石橋先生は言った。「試験をして、いい子ばかり集めて、才能を磨いていく。それが真の教育だろうか」。子ども達は皆、両親がなく、全くの孤独だった。「ぺーさん、(ペトロ先生のこと)、みんなが、オレのこと、クルクル、パーって、言うとばい」「ほー、お前は、パーか、オレは、ペーぞ。パーと、ペーと、パーの方が上やっか」「ホントだね。へ、へ、へ」。教育の原点は、イノチの大切さ、だ。これは戦争を生き抜いて来た者なら、誰でも分かる。後は、悪に負けないシンのあるニンゲンになることだ。いい人間になって、将来、社会に貢献せよ。あまり勧める目標じゃないね。この子らの未来を予測するな。どうなるか分からない。