2017年6月20日火曜日

小学校287人に原爆語り部を無事に努めあげた

今朝の目覚めは快調でした。平常通りに、夜は8時にベッドに付いて、朝、4時45分に起こされた。先ずは安心しました。瀧神父さまが、ささやいた。「良く眠れるように祈っていたからな」。もう大丈夫です。アタマは冴えている。声も出る。後は、活ベンだな。
★10時に、高原修道士さんの運転で、大きな絵を数枚積んで、事務長の岩田さんも同乗して出発した。小学校までは、坂を下れば、体育館です。準備をして待った。小学生が次々に体育館に入ってくる。懐かしい子供の雰囲気だ。287人が居ると教えられた。小1から小6まで、縦に並んだ。
★平和学習の女性先生が、私の紹介をする。児童の2人が「よろしく」と挨拶する。ピン・マイクを望んだ。「皆さん、こんにちわ」。全員の物凄い声が返ってきた。(ああ、この反応ならば大丈夫だ)
★「私は、小学校1年生のとき、お父さんが病気で死にました。父ちゃん、病気で、死んじゃったよ。兄弟は居ない、一人っ子。だから(と、母の絵を見せた)優しい母ちゃんだよ」。小1の子たちが、目を輝かせて、聞いている。話は調子よく行った。思ったね。ボクの話は、一人舞台の劇だよ。汽車が助けに来た。「シュ、シュ、ポッ、ポ」。両手で大きな車輪を回す。今の子ども達は、汽車を知っているかな。
★「助けない、困難が来れば逃げる、許さない、それは誰にでもある。しかし助ける心、困難が来ても逃げない心、難しいけれど許す心、その心が広がる上に平和の花が咲くのです。人の、いたみが、わかる心、これが平和の元であります」。話は、これで終わった。40分かかっていた。小1は、よく辛抱したよ。
★話の中で、原爆・放射能で死んだ、隣の家の女の子、3人も登場する。右の写真で分かりますか。白ボードに、その3人の絵がある。上の姉ちゃんは小6だったので、供養のために、小学6年生の女子児童と一緒に記念の写真を撮った。高原修道士、校長先生も写っている。
★こうして無事に役目を果たすことが出来て、安心しました。何かの言葉が、児童たちの心のどこかに残っていることを願いながら、学校と児童、先生に「さよなら」した。

2 件のコメント:

  1. マリア・フランチェスカ2017年6月21日 12:15

    語り部のお努め無事に終わり
    おめでとうございます!
    とっても嬉しいです。
    瀧神父様のお祈りにも感謝ですね。
    これからも語り部のお努め続けて下さいね。
    応援しております。

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  2. 快眠されて安心しました。
    記念写真の女子たちがイキイキした表情ですね。隣家の三姉妹も天国で笑っていることでしょう。
    児童たちの心に平和の種が蒔かれました。


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