日曜日。午前中に、シスターが訪ねてきた。60年ぶりの再会です。お互い、歳をとりましたね。
★山の施設と修道院。施設には、140人の男の子がいた。修道院で、トマは病気の療養にあたっていた。病気が回復すると、じょじょに動き始める。施設の中に、小・中学校があった。トマも、算数や理科を教えるようになる。
★その時、大学を終えたばかりの女性が、教師となって小学校に勤めた。その女性教師こそ、このシスターだった。「当時、信仰の地、長崎に憧れ、2年間ほど、教えた」という。その後、すぐシスターの道に進んだ。あれから60年だよ。お互い、元気で良かったね。長生きすれば、こういう喜びもある。県内の都市に、この春、転任してきたという。これから時々会えるかも知れない。
★むかしの思い出を語り合うのは、楽しいね。あの頃は、貧しかった。食べるのが精いっぱいの時代だった。少年たちも、家や両親から離れて、寂しい思いで生きていた。それは、たくましい生き方だった。
★小さな事件も起こったし、逃亡者も出た。指導員や、先生たちの苦労も多かった。今となっては、懐かしい思い出である。それらの事を語りながら、喜びも感じた。
★人間は、いろんな人の恩を受けながら、育つのだろう。1人、1人が、大切な人生を生きている。あの頃の、古い写真を見る。下駄をはいているトマ。少年たちの背中。太陽の光が、サンサンと包んでいる。時代は変わろうとも、愛情の喜びや、達成感、自分で生きるチカラの尊さは変わらない。
★きょうは、シスターに会えて、こころ温かい気持ちになりました。シスターの優しさ、愛が伝わってくる。
サレジアンの武石シスターですね!
返信削除よく、わかりましたね。おげんきですよ。出会いは、いいですね。
削除シスターとの再会のお写真も
返信削除子供達との写真もとっても良い写真ですね
心が温かくなりました。
感謝のうちに
いつも、見守ってくれて、ありがとう。いつの日か、会えるのを、希望しています。
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