長崎も梅雨に入った。コロナ時代の梅雨に入った。気持ちが、すっきりしない。午前中に、入浴し、昼寝の後、パソコンに向かう。何を書けば、いいのだろう。わからない時もある。戸の外には、しきりに激しい雨が降っている。
★登明が「騎士誌」に記事を書き始めたのは、昭和28年、25歳の時だった。病気・結核を病み、そこからの思い、「孤独と不安」や「病者の宿題」、「孤独なる若者の祈り」は、7回もつづけた。つまり、自分の体験、思い、不安など、身辺記事から始まった。当時の読者の中には、病者や結核を病む人も多く、「若者」の記事の反響は、良好だった。
★雨の日に、退屈しているのか、凹の形のソファーでは、女性たちが折り紙を折っている。トマは、仲間には入らん。
★登明が、パソコンを求めたのは、2004年、76歳の時だった。日記を書き始めたのが、5年後の2009年、81歳になる。やはり身辺記事だった。今度は「がん」を病み、苦しみの年がつづいた。
★登明日記も、11年つづいている。振り返れば、25歳で身辺記事を書き、晩年、81歳で、パソコンで身辺記事を書いている。11年の6年間は、聖コルベ館での「出会い」であり、その後の5年は、ホームでの生活になる。
★「登明さんは、日記で、今、何を書いているんですか」。ホームに入って、老いを見詰めて、多くの人を見送って、「自分も、そう、なるんだ」と、日々、枯れて行く自分を見詰める。何を感じるのか。何が不安なのか。それを書きたい、なのに、正直、言って、「やっぱり、難いんだよな」。でも、同調してくれる人もいる。チカラになるね。
★せっかく生まれたからには、人生、ソンしないように、生きている。病気がち、カラダは弱い。ひとり身、孤独です。だけど不幸じゃない。神父になる、望んだが、召命は、なかった。今になって思う。神父でなくて、よかったよ。気まま、わがまま、修道士、92歳。
これからもトマさんとトマさんの日記を札幌から応援しております。
返信削除昨日、「長崎のコルベ神父」の英訳完成お祝いのコメント入れましたが三回挑戦しても公開にならず諦めました。
今日はコメント届きますように!
今日はコメントが公開され安心致しました。
返信削除以下昨日のコメントです。
トマさん「長崎のコルベ神父」
英訳完成おめでとうございます!
荒木慎一郎先生に心から感謝致します。
アメリカの方にも読んで頂きますこと大変嬉しく思います。
ポーランド語、フランス語、イタリア語等にも訳され世界中の方に「長崎のコルベ神父」を読んで頂きたいと願っております。
度々のコメント、ありがとう。心の応援になり、励まされています。これからも、よろしく。
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