2020年1月1日水曜日

ホームのお正月。歳を重ねてもゲンキあり。職員さんにはカンシャ

ホームのテラスから見た、初日の出です。令和2年、すばらしい夜明けではないですか。生きていることが、いや、生かされていることが、幸せです。感謝しか、ありません。虚弱だったトマが、なぜ、ここまで、この初日の出まで呼吸ができるのか。人の一生には、ふしぎなことが沢山あります。アタマをたれるだけです。
★ホームで暮らして、6回目の正月がきた。最初は、孤独、寂しさ、落ち込み、があったが、それでも次々と出番が求められて、元気も、希望も、盛り上がってきた。
★ホームのお正月はどうでしたか。朝食には、お赤飯と、カズノコも出ました。朝、10時からは、教会で、新年のミサで祈りました。車椅子の人たも参加しました。昼食には、職員さんたちの新年挨拶があり、お屠蘇も飲みました。「よっぱらったよ、という女性」。昼食には、お雑煮、黒豆など、お祝いの食事をいただきました。
★お正月だよ。職員さんたちも、自分の家で、家族と一緒に正月を迎えたいでしょう。子供たちも来る家族もあるでしょう。それをホームに勤務して、ホームの人たち、70人に食べさせる、介護する、大変なお仕事です。苦労や、犠牲を思えば、ここにもアタマがさがります。炊事場で働く、日ごろは、内輪に居て、私たちには姿を見せない職員さんの紹介もありました。
★もっとも感心したのが、この「箸入れ」の折り紙です。これ、ツルの折り紙ですよ。ツルがアタマをもたげている。割り箸をはずして、折り紙を、ソーッと広げると、四角い紙になるのです。「器用に、折っている。誰が、折ったの?感心だよ」「栄養士さん」。この細やかさな心情には、参りました。忙しいのに、そこまで、やるの。ニンゲンって、気持ちだよ。心だよ。さかのぼれば、愛情だね。
★トマにも、何枚かの年賀状が届いた。その中の1枚に、次のメモが書いてあったよ。「91歳日記を拝読し、入るなら聖フランシスコ園だよ決めています」(茨城県の男性より)

0 件のコメント:

コメントを投稿