2020年1月3日金曜日

正月3日目。長崎から白浜さんが来た。韓国と仲良くしたいね

正月休み、と言って、聖母の騎士でお手伝いをしている白浜忠美さんが来た。
★話題は、最近、韓国と仲が良くない。しかし、6年前は、韓国大邱(テーグ)の教会に呼ばれて、白浜さんの介護で、韓国の人たちにお世話になった。
★韓国・大邱には、永井隆博士の「如己の会」がある。パウロ永井先生の「如己愛人」を目標にしている。一般学生に、新聞で募集して、優秀な作品に賞を与え、長崎市の「如己堂」に招待する会だった。
★その入賞・祝賀祭に呼ばれた。トマも永井先生の思い出を語った。通訳をしたり、滞在中のお世話をしてくれたのが、崔玉植(名誉)教授だった。
★崔先生の、熱のこもった接待に、本当に感動した。感謝した。あの細やかな奉仕忘れようがない。あんな素晴らしい愛情のある韓国人と仲が良くないとは、考えても有り得ない。崔教授はソウル大学・物理学科を卒業して、オーストリア・ウイーンに6年間留学し、日本語も達者だった。
★2018年3月、長崎に来て、聖コルベ館を訪ねたが、トマは会えなかった。その後、間もなく故人となられた。もう1度、韓国に行って、友情を深めたいと思うが、残念です。白浜さんがホームへ連れて行こうかと提案したが、時間がありませんと、2人だけの再会でお別れした。
★その後、間もなく崔先生は、逝かれたと聞いた。そう言えば、写真では少し細っておられる。
★韓国で、旅の最後に、「崔先生、大変お世話になりました。先生が居なければ、こんな素晴らしい旅は出来ない。釜山空港にお迎えに来てくれて、クルマの世話から、食事の世話、食べるものも、ちゃんと配慮しておられる。和食、韓国食、中華料理、キジのシャブシャブ、みんな配列がいいよ。感心だな」と言うと、崔先生「ボクは、やりたくないんだが、命令だよ。李・大司教さま(写真・中央が李・大司教さま、その後ろが崔先生。トマと白浜さん)が、全部、仕込んでおられた。ボクは、それを果たすだけです。ボクは、何もしないよ」と謙遜された。
★「崔先生は、愛情深い、エライ教授だよ。それに教授の日本語には参ったよ」と言うと、崔教授が「シャクを起こさないように」「なんの、こと?」と不審に思っていると、「シャク」とは、癇癪(かん・しゃく)のシャクだった。
★そう「カン・シャク」は、やめようよ。今日は、白浜さんが来て、韓国のことを思い、親切だった崔教授や、李・大司教さまを懐かしく心温かくなった。韓国の人と、隣の国だもの、仲よくなりたい、そう祈り、願う正月だった。

2 件のコメント:

  1. 今日はトマさん、おめでとうございます。
    白浜さんは「聖母の騎士で働かれている」と書かれてました。ルルドの水の所で、毎日のように、丹念に掃除をされている方でしょうか?水質がフランスのルルドの水と類似していると、話されました。トマさん、お元気にお過ごしください。

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  2. 白浜さんは、ルルドで、清掃されている男性です。大みそかの日、お休みでしたが、お正月に、参詣に来る人が居るだろうと、清掃に行ったら、沢山の落ち葉があった。きれいにしたので、お正月に、ルルド参詣に来た人たちは、きれいな場所で、ルルドの聖母に祈り、恵みのお水を飲むとこが出来たでしょう、と言っておられました。話好きな人ですから、今度、会われたら、会話をしてください。

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