2020年1月7日火曜日

かつて聖母の騎士に「ライモンド君」の名のネコがいた。懐かし

聖母の騎士に、「ライモンド」というオス・ネコがいた。ルルド祭のとき、ルルドで拾った。高校生(神学生)の勇太郎が連れて来た。5歳ぐらいだったかな。名前を付けたのは神学生。「ライモンド」。いい名前だね。ライモンドは皆から可愛がられた。名前を呼ばれ、「ニィーャン」
★ライモンドは室内では飼わない。修道院の炊事場の外に居た。朝のお勤めが終わると、ライモンドは扉の外で待っている。夕べのお勤めが終わると、同じ場所で待っている。修道院では、よく魚を食べるので、ライモンドも満足していた。市販のネコのエサなんか食べない。カマボコも好物。匂いをかいで、3、4秒確認して、食べた。
★昼間は、ルルドの参詣者が来ると、一緒に登る。ライモンドが案内するように、ルルドへ招く。登明日記にも書くようになった。「ルルドのベンチで、祈っていると、ライモンド君がヒザの上にのって、ジーッとしているのです」などの話も聞いた。
★ライモンドは、オスなのに、優しいネコ君だった。魚のエサも、他のネコから奪われるこもある。ライモンドは、ゆずってやった。ライモンドは、神学生や、修道士たちから、愛され、見守られた。修道院の食事になると、「ニャーォ、ニャー」と声で呼ぶ。「ライモンド、御かしら付きのサカナだよ。横取りされるなよ。いい顔、している。幸せか、これ食べて、安心して暮らせよ」。ねぐらが、どこに有るのか分からない。
★そのライモンドが、エサをもらいに来なくなった。姿が見えない。「国道の、下の場所まで、行っていた」とウワサも聞いた。心配になる。日記にも書いた。コメントが幾つも入った。日記の読者も心配しているんだな。
★「ライモンドよ、出て来いよ。おまえの姿、顔が見たいよ」。ライモンドが居なくなって、さびしくなった。情がうつれば忘れない。あれから、もう5、6年が経っている。ライモンドは生きているだろうか。お前には、結構、フアンが多かったんだよ。
★今日、1月7日は、教会では聖ライモンドの任意日です。それでライモンドを思い出した。なぜ「ライモンド」と付けたかって?ライモンドはコルベ神父の名前です。明日、1月8日は、ライモンド・コルベ神父の誕生日です。聖ライモンドは13世紀に活躍した聖人です。コルベ神父は、その聖人の名前をもらったのでしょう。ネコもその名前をもらった。

3 件のコメント:

  1. マリア・フランチェスカ2020年1月7日 15:22

    トマさん
    ライモンド君の写真有難うございました。
    上の写真の頃のライモンド君にルルドへの道を案内をして貰いました。振り返り振り返り案内をしてくれました。ルルドでベンチに座りロザリオ唱えていると私の膝の上で大人しく休んでいました。
    帰り道も修道院入口まで案内してくれました。
    最初で最後の出会いでした。
    争わず優しいライモンド君はコルベ神父様のお名前に相応しい猫ちゃんでした。
    明日はコルベ神父様のお誕生日なのですね。
    無原罪の聖マリア様祭日の翌月にお生まれになったのですね
    お祈り致します。
    操作ミスのせいかコメント入力しても届かない日がありました。
    今日はコメントが届きますように!
    感謝のうちに

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  2. ライモンドの思い出は、長崎の思い出。聖母の騎士のルルドのマリアさまに、お祈りに来てください。コメントは届きます。

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  3. この記事を読んで不思議と涙が流れて止まりませんでした。

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