ホームの3階の廊下の端に、折り紙で作った、小さな御降誕の場面が置いてある。
★誰が作ったのだろうか。「去年も、あった」という。以前、ホームにはシスターも働いていた時代があった。シスターの作品かも知れない。
★クリスマスも、お正月も、早くも遠ざかっていった。普段の日常が始まる。トマは、ボツ、ボツ、日記を書く。その姿勢は、くずすまい。時代と共に、世の中は便利になった。トマが持っているのは、ガラケイと、パソコンだけです。変わらぬムカシのままの生活の有りようだね。
★ホームの医務室の廊下に、小さなサンタさんが、沢山つけている。これは、クリスマスの頃、慰問の歌を披露したグループが作ったそうです。かわいいですよね。やっぱり、人の心を動かすのは、目には見えない微妙な伏線でしょう。
★今年も、トマは、コツ、コツと、パソコン日記を書いていきます。大した内容でないかも知れない。自分のために書いているのです。ホームで生きて、残る人生、どうなるのか。
★見詰めるだけでも価値はあるでしょう。自由に日記を書かせてください。日記を書く以外の便利さのなかには、もう入れそうにない。結局、その人の生き方だと思います。パソコン日記でも、出会いがある。つながりがある。よろこんでくれる人が、どこかに居られる。また何かが開けるかも知れない。ポツ、ポツと、作ってくれた小さなサンタさんも、心にはホホエミをうながしてくれる。見る人は、見ているんですね。ありがとう。
登明さん
返信削除新年、おめでとうございます。
良いお正月を迎えられたご様子
良かったですね!
今年もどんな出来事が起こるか、
わかりませんけど、写真を交えて
登明さんの目と心を通して
日常を伝えて下さったり、昔の思い出を
書いてくださったりする日記を
楽しみにしています(^.^)
今年もお元気で有ります様に
祈ります!
どこで、どなたが、読んでくださるか、わかりませんが、終末を見続ける気持ちで、つづります。ささえてください。
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