2019年8月10日土曜日

室内の運動会で盛り上がる。笑って、喜んで、長生きしてよ

ホームの室内・運動会が行なわれた。職員さんたちもタイヘンだ。日頃の介護もあるのに、ホームという狭い場所で暮らす皆さんを、いかに喜ばせるか、励ますか、生きるチカラを引き出せるか、趣向をこらしている。その1つが運動会だ。以前は庭で、自分の足で歩いて、走って、行なわれていたが、年々、庭での行事は難しくなった。食堂の、場所は狭いが、それでも結構、はずんだし、愉快だった。
★なんと言っても、競技は先ず「パン食い」競争でしょう。運動会の数日前から、大きな紙に「赤組」「黄色組」に名前が分けられる。入居者は、71人がいた。職員の名前もある。夜勤や、休みの人を除いて、25、6人の名前があった。パン食い競争では、ごらんの通り。パンを吊るした棒が動くから、つかむのには要領がいるんだな。カミつくと、ホッとするね。盛り上がるのは、パン食いだよ。
★園長神父さんもパン食い競争に挑戦する。皆にまじって、懸命にがんばる。サカナ釣り競技もあった。他には、赤組、黄色組、分かれて、順々にビニール・フーセンの「わ」を新聞紙で作った棒で、リレーしていく。これが又、オモシロイ。何度も、繰り返して、赤が勝ったり、黄色が勝ったり、人間って、誰もが勝てば喜ぶんだな。パン食いだって、他人の事など考えない。自分がつかむのが集中だ。ホンネが出るのがオモシロイ。
★瀧神父さんも、西山神父さんも、パン食いには出るよ。楽しかったね。運動会は、園長神父さんの挨拶、祈り、国旗の掲揚、競技の灯の点灯、車椅子の男性のチカラ強い選手宣誓。これらを得て、始まった。終わる時は、国旗の降下、シメの挨拶は、事務長さんだった。6日、9日と、原爆の日があったが、平和を望む。その心で、楽しい運動会を過ごしたのだった。終わると、1人1人に、賞品の大きな袋を貰った。100歳の女性も、車椅子の人たちも、ベッド式の女性も、笑いと、喜びのひと時を過ごしたのだった。それで十分じゃないでしょうか。

1 件のコメント:

  1. マリア・フランチェスカ2019年8月11日 2:02

    小崎さん瀧神父様始め皆様
    生き生きされ本当に楽しそうです。
    職員の皆様に感謝ですね~

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