相棒の高原修道士さんは、車を運転する。きのうは、退院でお世話になった。8月に入ると、高原修道士さんの予定が多いので、きょうは長崎へ運転を頼んだ。
★きのう退院したばかり、1夜明けて、疲れは回復したものの、きょうは、長崎市のヨゼフ・クリニックへ診察に行かないといけない。修道士だって、ニンゲンだもの、気持ちが、あるじゃないですか。「え?きのうも、きょうも行くの?」。高原さんは車を運転し、わたしは、高原さんの気持ちを運転する。「頼むよ。お願いだよ」。高原さんは頑張ります。高原さんが頼りです。無料奉仕です。
★ホームの朝食は8時15分から。8時には出発する。間に合わないから、朝食は修道院で食べた。パン1きれ、牛乳、スイカ1きれ、いただいた。
★9時にはクリニックに着いた。待合室は満席。先生から名前を呼ばれたのは、1時間30分が経過していた。先生はお忙しい。先生を信頼し、頼りにしている患者が多い。シスターの姿もあった。「少し、クスリを減らしましょう」。クスリがヘルのは、いいことだ。賛成です。きょうの高木先生です。
★昼食は、高原修道士さんと、諫早の「福田屋」に寄った。ステント入れ替えも終わったし、ガマンしたから「ラク」も、いいでしょう。「うなぎ」を食べた。ゲンキを付けよう。高原さんに語りかける。
★「高原さん、お世話になったね。今年は、いい年だったよ。1月は、救急車で運ばれた。もうアウトと思ったよ。高原さん、デジカメで写真、撮って、と言ったら、救急車の人から叱られたね」。高原さんは、ハッ、ハッ、ハ、と笑う。「しかし2月は良かった。写真集を出した。3月は誕生会。テレビも来たしね。豪華なお祝いだったよ。4月にテレビ放送があった。最初、25日の放映予定だったが、なぜか1日早くなって、24日に放映された。この日は、コルベ神父とゼノ修道士が長崎に上陸した記念日だよ。ピシャリ、ウマク行ったね」
★ボクは入院中に考えたんだ。「人生は『つみかさね』。これが大事なんだね。シン、シン、と雪がつもるように、つみ重ねる。何でも、いい。自分の興味あるもの、自分の好みを、つみ重ねる。その『つみ重ね』が、横に伸びていく。『つながり』をみせる。つみ重ねは、年輪となり、『つながり』は広がりとなる。これが人生なんだ、とね」
★「『ひろがり』は、まだ有る。2月に『写真集』を出したでしょう。あれが、今度、『写真の展示』になる。カトリックでない人の目にとまり、展示を決めた。そのオープンの日が、8月14日、コルベ神父の祝日・命日じゃないですか。びっくりだよ。『上陸記念日』と『祝日・命日』、ピシャリ合うなんて、これ不思議に思いません?『つみかさね』は、『つながり』ひろがりとなる。カンシャですね。きょうの『うなぎ』うまかったね」
★高原修道士さんは、ハ、ハ、ハと笑っていた。『うなぎ』は6きれ有ったが、1きれ、高原さんの器の中に、入れた。
トマさんのファインダー越しに見た
返信削除繋がりの積み重ね、沢山の1きれを頂きました、ありがとうこざいます。