聖母の騎士のクリスマス・パン。
松下修道士さんが届けてくれた。毎年、降誕祭に食するお祝いのパン。
歴史があるんですね。
長崎の聖母の騎士にポーランド人の修道者が大勢いた頃、マチア修道士さんが「パン焼きの係り」で、クリスマスには、特別のパンを焼いて、皆さんを喜ばせていた。いつの頃からか、もう長年、その味を継承して、特注で作ってもらっているのです。これを食べると、ああ降誕祭が来た、と思う。
★この特注のパンを作るパン屋さんが、異色な職人さんだと聞いた。毎年、ヨーロッパへ行って、各国のパン屋さんと、自転車で交流している。腕、感覚に、パンの技術を磨いている。だから味は抜群においしい。
パンの上に、砂糖。手で触ると、アブラがつく。ふわ、ふわで、やわらかく、干しブドウが散りばめている。
★イブの日。屋外は雨が降っている。夕食の時間は早め。その後、ホームの湯江教会で、降誕祭のミサが行なわれる。
★ああ、今年は、やっと、この日が来たか、の感じです。コロナ、コロナで、心配の日々を過ごしました。職を失った人、困窮している家族、独居老人など考えると、静かなホームに居て、幸せに暮らしていいのか、心が痛みます。今年の降誕祭は、ツライ気持ちです。平和と幸せがあるように、祈ります。
主のご降誕お喜びお祝い申しあげます。
返信削除トマさん、ホームの皆様がお健やかなご降誕節を過ごされますように。
本当に美味しそうなパンですね~