2020年12月13日日曜日

男性職員さんの楽しみは、サカナ釣り。天干しの風景。心通わせ良い施設

ホームの庭に、赤い屋根の小さな「あずまや」がある。ホームでは「ガラスの部屋」と呼んでいる。ずっと以前に、故・初田園長神父さんの時代に建てた。
中には、イロリがあり、煮炊きが出来る設備もある。入居者の憩いの場に使っていた。今は、男子の職員さんが時々集まる。建物に、初冬の陽が当たっている。吊るされた四角いモノ。わかりますか。あれは、サカナを干しているのです。3人の男子職員さんと、濱田神父さんが、サカナ釣りに出た。
★島原と熊本の中間の海で、漁船を雇っての、サカナ釣り。大・小のタイ、アラカブが、5時間ほどで、5,60匹釣れた。広い海で、サカナ釣り。連想するだけで、楽しくなる。漁船の船頭さんは、本職だが、濱田神父さんは、本職並みの釣りの腕前を持っている。
★ホームに男子職員さんは、10人居る。誘われて、釣りに出るのは、半数だけ。後は、酒には酔わないが、船には酔う。釣った魚は、配ったり、それぞれの家庭に持ち帰る。残りを、天干しにして、忘年会か、新年会かで、賑わうのを男子の職員たちは楽しみにしている。
★自室の、パソコン横のガラス戸から、ホームの庭に、こんな家庭的な風景を眺めると、心が、なごむ。
★子供の頃、「さくら干し」といって、ウマイ魚干しがあった。手のヒラの半分ほどの大きさで、黒ずんでいた。10匹ほど連なっていた。ゴマが振り掛けられている。時々思い出す懐かしい味だ。どうして、今は無いのだろう。
★ホームの男子職員も、女性の職員さんも、お世話になっている私たちも、お互いが心を通わせて、「有り難う」「お疲れさま」「大丈夫よ」「がんばってね」など、声を掛け合って、ウマク回って行く、それが、いいホームだと思う。よいホームで暮らしたい。

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