2020年12月19日土曜日

将棋の加藤一二三さん、トマの色紙を喜ぶ写真。コルベ神父を慕う名人

1枚の写真が見つかった。
将棋の加藤一二三さん。聖コルベ館のとき、誰か、加藤さんに会える人が来た。それでトマ自筆の色紙をことづけた。戻って来たのが、この写真。加藤一二三さん、嬉しそう。
「コルベ神父が、呼んでいる。祈りなさい。こころが、安らぐ」
加藤さんは、コルベ神父さまが大好きです。色紙には、コルベ神父の椅子もある。
★娘さんが、カトリックの幼稚園に通うようになり、食事の話題に、お祈りやシスターの話が出る。それで先に、家族が洗礼に導かれた。加藤さんも、教会に興味を持つようになる。『聖母の騎士』誌なども目を通す。特に心を動かされたのが、コルベ神父の『身代わりの愛』でした。コルベ神父が、休憩時間に『西洋将棋』を好まれ、自らもゲームを創案されたのを知って、ますます親密さを覚えたそうです。チェスに興じて笑い顔のコルベ神父の写真もある。 
★1970年、加藤さんは洗礼を受けられた。翌年の、コルベ神父の列福式も、10年於いての列聖式にも、加藤さんは参加された。旅行は、トマも一緒でした。加藤さんは、熱心にお祈りしている。小さな存在であるのを分かったおられる。「戦いの前には、必ずお祈りしますし、心を整えるために、お祈りをしています」。対局中は、聖歌も歌うと言う。ビックリだな。「それは相手の前ではなくて、個室で、ひとりで歌います」
★今日、この写真を見たのも、何かの縁でしょう。クリスマスが近づく。加藤一二三さんが洗礼を受けて、ちょうど50年になる。加藤さんにとっては恵みであり、お祝いでしょう。加藤さんは、こんな事を言われた。「自分の持てる力以上のものが出た時に、勝てるんです。ということは、別の表現で言えば、当然、神のご加護がなければ出来ないことです」
★自分の実力は、この程度だ。その自分の力が、充分に発揮できれば、たいしたものだが、その上の段階が可能な時が、時たま、ある。その時が、最高の境地になる。
★テレビでも、おちゃめな「ひ・ふ・みん・さん」を、時々、拝見する。「白はつに、なっても、実る」と言われた。老いても、喜んで生きる、何かを実らせることが出来る人生を目指しましょう、ということでしょう。

1 件のコメント:

  1. 加藤一二三さんの信仰のことはテレビを通して知っていましたが、コルベ神父様や小崎さんにつながるんですね。
    「白はつに、なっても、実る」良い言葉を教えていただきました。
    クリスマス前後は少し寒さが緩むようですが、年末年始は冷え込むようです。
    ご自愛され、良いクリスマスをお迎えください。

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