★絵は、中田秀和先生。説明に、次の如き文。「聖小崎トマ少年は、伊勢の人。父と共に殉教す。長崎へ廻送の途中、寒い夜の旅舎から、母への最期の便りを認む。『さらば母上、天国にて』」
★トマは、修道士になったとき、この聖なる少年の名前を受けた。トマは、この名前を喜び、聖なる少年に倣って、修道士の道を歩こうと、祈り求めた。中田秀和先生は、よく知っている。自宅にもお世話になって、信仰の話も聞いた。長崎・聖母の騎士には、中田先生が描いた「聖コルベ・全身の絵」や、ロザリオの玄義のレリーフ5基がある。
★また、この絵は、長谷川路可先生(1897-1967)が、イタリアの港町チビタベッキアのフランシスコ修道院・教会の壁に、フレスコ画として描いた、日本26聖人の部分絵です。トマも、チビタベッキアの教会を、2度参詣して絵を拝見した。イタリアでも、古くから日本26聖人が信心されているのは嬉しい気持ちです。
★日本26聖人たちは、強烈な信仰を私たちに模範として示してくださる。迫害の苦難や、誘惑にも負けず、ひたすらキリストへの愛と、天国・パライゾへの永遠の命を求めて人生をつらぬいた。今は、全く自由に信仰が出来る世の中なのに、何んと我が心は、なまぬるいことであろうか。彼らの、その熱烈な信仰と、誘惑に負けない勇気を与えてください、燃え上がらせてください、と祈るばかりです。
★長谷川路可先生のフレスコ画の大作は、長崎市の日本26聖人資料館内の大きなフレスコ壁画「日本26聖人の殉教への道」としても残されている。貴重な遺産です。
トマ様
返信削除修道名記念日おめでとうございます!
5月末お会い出来るのを楽しみにしております。
西坂も巡礼しますので長谷川先生のフレスコ画を拝見出来ます
祈りのうちに
5月の「ルルド祭」に来られるんですか?それは楽しみ。ゆっくり、ホームで話しましょう。心待ちにしております。
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