★時のローマ教皇シスト五世から、右近宛てに送られた書簡です。「あなたの証は、最後まで忠実に自分をささげ尽くすキリスト者の模範です。わたしは、あなたの信仰の証を本当に喜び、心からの讃辞と教皇の祝福を送ります」
★ユスト右近は、長崎に寄港して、ここからマニラへ向かった。どんな思いで日本を離れたか。マニラという異国の地で、彼は何を見たか。小さな島国を離れて、世界を見たに違いない。
★50年程前、マニラに行って、郊外の、日本人の町といわれる場所で、右近の墓を探したことがあった。日本のように、墓碑を探したが、地元の人に案内されたのは、納骨堂であった。マニラで地元の人たちから、親切と尊敬を受けた、と聞いた。
★今日は、節分の日でもあった。ホームでは「福」と「鬼」が食堂に登場して、皆さんを沸かせた。広く輪になって集まり、新聞紙を丸めて、タマを作った。「さあ、来い。オニは、ソト。福は、ウチ」。決まり文句だが、楽しいよ。オニは、あばれる。福は、やさしい。だが、福も、最後は着物を脱いで、おサルの恰好で、飛び回った。新聞紙のタマを投げる。ストレス解消だね。
★終って、皆さんに、お菓子の袋のプレゼントがあった。誰でも、オニは、イヤだね。だが、人の心の中には、隠れたオニも居る。「オニ〇〇」という声も聞こえるからね。
★誰もが望む「福」「幸福」「幸い」「幸せ」。福よ、来ーォい。今日は、午前は、高山右近を偲び、祈り、午後からは「福」「鬼」と、たわむれる日でした。
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