2019年10月6日日曜日

傾聴ボランチアの女性が来る。話した1時間。心はさわやかに

午前9時半、決まった時間に、傾聴ボランチアの女性が来る。姿を見る度に思うのだが、長崎市から、わざわざ休日の時間と、自分で列車・バス代を払って、ホームまで約束の日に来てくださる。当方の、勝手な思いを、そのまま聞いてくださる。誰が、そのような人が居るだろうか。有り難い事です。アタマがさがります。
★喜びも悩みも話していいのでしょうが、先ず健康の話ですね。1月に「急性肺炎」で緊急入院をした。春、夏は、そう感じなかったが、その影響か、秋、冬が近づくと、今頃になって、心臓や肺に、動悸や圧迫感を感じる。だから、この冬を如何に過ごすか、不安がある。冬は、ニガテです。風邪に弱いのです。
★それに、歩行が「しんどく」なった。長くは歩けない。押し車で、教会、三度の食事に、長い廊下を歩いている。老いが進んで、車椅子になると大変です。
★人生、苦しかったのは病気です。毎回、言いますが、今まで、よく生き延びたと思います。22歳で右の腎臓を切除した。原爆後の長崎は、医療も不完全だった。町の小さな医院で、1人の外科医でやって除けた。25歳で左の腎臓も病む。幸い、助ける薬があった。以来、今まで腎臓は働き続けている。恵みと思いますよ。よいお医者さんに出会うのが長生きの秘訣と思います。
★最近は、過去は考えない。有るのは未来です。ホームで司祭、修道士たちの最後を看取った。自分も彼らのように、安らかに逝きたい。その思いはあります。どういう終末を迎えるか、最後の仕事ですね。
★歩くのも、シンドクなると、持ち物の整理をしたい。必要なモノは、衣類です。冬に備えるため、どんな衣類を持っているのか、調べています。必要な衣類を残す。持っている本や、品物は、じょじょに減らしていく。物品の整理も考えます。
★ホームの話、医師や看護師さんの話、大のトイレの話、睡眠の話、薬を減らしている話、入浴の話、面会人や宅急便、手紙が来ない話、みんな聞いてくれました。22回目になる。同じ話を毎度、語ってすみません。来月の日を決めて、帰られた。
★自室の窓から、道を大回りして、速足で歩く姿が見えた。熱い思いが胸に込み上げてきた。

5 件のコメント:

  1. マリア・フランチェスカ2019年10月6日 21:49

    友人が養成を受け傾聴ボランティアを始めたそうです。
    今まで以上にボランティアさんに敬意を持ち拝読しております。

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    1. 傾聴ボランチアは、尊いお仕事です。せちがらい世の中にも、こんな深い愛情の人がいるんですね。こういう人が増えることを願います。フランチェスカさん、もう1度、会いたいです。

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    2. マリア・フランチェスカ2019年10月8日 5:13

      来年聖フランシスコ園に伺いたいと願っております。

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  2. この傾聴ボランティアの方のお顔も馴染みとなり親しく感じます。ご自分の意見は差しはさまず、うなづいたり目を輝かせたりして熱心に聞いてくださるのでしょうね。尊い仕事だと思います。いや仕事ではないのですよね。ボランティアをされる方々は尊い。

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    1. 聴くだけの、ボランチアさん。相づちを、打って、言葉を返してくれます。みどりさんも、見守ってくれて、ありがとう。思い出、忘れない。

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