「腎機能を保つためには、減塩食にしてください」。そう言われている。左の腎臓だけの働きで、22歳から生きて来た。幸いに、腎機能は正常ではないが、何とか生活はつづけられる。日々、イノチの喜びを感じている。
★茨城の「まゆみ」さんから、「塩零梅」が送られてきた。今年になって、1月、4月、7月と届いている。ホームの調理場に、「梅干しが出る時には、減塩食の人には、これを出してください」と頼んで預けたのもある。時折、出ている。
★「紀州みなべの完熟・南高梅」で、食塩を使わずに、りんご酢と、はちみつで、丹念に漬け込んだ、おいしい、好物です。毎日、1個は食べる。「もう無くなったので、送ってください」と願った。「お母さんの為に、取っておいた梅を送ります」と、まゆみさん。温かい、こころざしが伝わった。
★きょうは、午後から男性の報道記者さんが来ると約束している。午後から時間がない。先日、来た女性の報道記者さんに、「何が、聞きたいのか」と問いかけると、「赦し」だという。女性・記者さんは1週間前にも来た。おおよその話を語った。また来る。2度目には、厳しい問いが出る。「仇なる者は、赦さない」。人間の本性だ。それを「赦す、赦してあげる」。平和の原点だと思うが、そう簡単に「赦せる、ことでも、ない」
★今の世の中、赦せない出来事で満ちている。イジメ、殺傷事件、交通事故、被害者の身になって心情を思うと、忍びない、赦せない、当然です。でも「赦しなさい」の声も聞こえる。コルベ神父の実話も出てくる。「なぜ、それが出来るのか」。分からない、としか言いようが、ない。現実は厳しいのです。それでも「赦しなさい」。許さなければ、平和は、ない。
★女性記者には、そんな事を語ったが、きょうの男性記者は、何を聞いてくるのだろうか。
★男性記者さんが来た。2時間半、語った。
★高原修道士さんが、夕食は「山の修道女院に招かれています」と、車で連れられた。いま、ホームに帰ったところです。日記が遅くなった。初めての事になった。
塩分を気にしなくても美味しい梅干しが食べられるのがいいですね。
返信削除世の中や身辺には赦せないと思うことで溢れています。
「赦す」ということはとても深いテーマです。
女性記者さんは率直な方だと思います。
たぶん「赦さない」ことの苦しさもご存じなのでしょう。
小・中学生に話をする。➀「助ける心」➁「困難が来ても、逃げない心」➂「赦す心」。それを語るとき、いつも➂で、自分の心にも、痛みを感じています。ムズカシイです。
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