イタリア・アシジの聖フランシスコの祭日です。本修道会の創立者です。ホーム聖フランシスコ園の保護者でもある。
★アシジの聖フランシスコ大聖堂の地下にある聖フランシスコのお墓です。ご遺体が置かれています。石で固められた素朴なお墓ですが、この場所に入ると、深遠な静けさと、安らぎを感じます。最初の巡礼は1971年。最後は2003年、この時は聖フランシスコの祭日に当たっていました。この日はイタリアでは国の休日で、沢山の巡礼者たちが集まって祈っていました。
★聖フランシスコは「愛と平和」の聖人です。誰からも好かれている有名な聖人です。アシジの豪商の息子だったが、神の声を聞いて、素直に従い、清貧に生きることを選びました。重い皮膚病の人を抱きしめて看護する。一晩中、神さまに祈りを捧げる。森の動物、小鳥たちを「兄弟」と呼び、小川の流れや空の星々を「姉妹」と呼ぶ優しさ。争いを好まず、文句を言われると、そのまま席をゆずります。誰をも恨みません。ただ、ひたすら主イエスの如く生きるのを熱望しました。最初にクリスマスの「馬小屋」を実現したのも聖フランシスコでした。
★聖フランシスコを慕う修道者たちが増えました。彼らは聖フランシスコの精神を世界に広げて行きました。社会にあって、聖フランシスコの精神で生きる人たちは「在俗フランシスコ会」となりました。私が聖母の騎士に入った時、コルベ神父の修道院が「聖フランシスコ修道会」とは全く知らなかった。じょじょに、その精神を教えられ、修道者たちの生活に触れて、初めて、すばらしい修道会であるのを認識した。写真は2003年10月に写したものです。余りにも大勢の人たちの熱狂に驚きました。みんな聖フランシスコが好きなんです。
★聖フランシスコは主イエスのように生きるのを熱望して、祈り、黙想して、晩年にはイエスの5つの御傷をわが身に受ける恵みをいただきます。しかし目や身体に痛みを体験して苦しみます。すべてを主イエスに捧げました。
★湯江教会と、ホームの園は、聖フランシスコを保護者にしています。聖フランシスコのように、愛と平和の心で生きたいと願います。今度、来日される教皇さまも、フランシスコのお名前をいただいております。教皇フランシスコさまが無事に巡礼を果たされるのを祈り待っております。
師父聖フランシスコの祭日おめでとうございます。
返信削除感謝と喜びのうちに