神奈川県の学校から「今年も11月〇〇日に、長崎へ校外学習に行きます。例年通り、お話いただけませんか」とお願いの手紙があった。
★この学校は、特にご縁がある。聖コルベ館に居た時から話をして、もう30年になるだろう。生徒で来て話を聞いて、大学を出て、教師になり、今度は生徒を引率して来られた先生も、数人居られる。
★長い歴史があり、話したいのは山々だが、こちらにも老いになると、色々と事情がある。特に、90過ぎると、声が正常に出なくなった。
★声には、自信があった。無声映画の弁士も長年つとめたし、声は良かった。それが今では、シャ枯れ声になる。ガンでも有るのでないかと、長年、通院していた耳鼻咽喉科で、3度、4度と、間を置いて、カメラを入れて診察を受けたら、声帯が、素人にも分かるように、左側は太いが、右側が薄くなっている。医師は、老化現象で、細くなっているから、正常の声が出ない、という。
★この分だと、果たして、学校の学生たちに、正常の話が出来るだろうか。いま迷っている。半分は、どうかな。半分は、がんばろう。そんな気持ちの時、電話がかかった。
★長崎市の女性からだった。自分たちはホームの近くの小学校に、本の読み聞かせに行きました。すると校長先生から、小崎さんの話を聞きなさい、とおススメがあった。〇〇の日に、お話をしますよね、私たち3、4人も聞かせてください。
★どうして、その学校の〇〇日を知っているのか。私には分からない。聞きたいと言われて、当方は、とまどった。「え、え?そうなの?」。こちらは、いま揺れている最中です。声が出ないからダメが、半分。ガンバって、やってみよう、が半分。迷っているのに、数人の女性たちも聞きたいと言われれば、行しかないでしょう。
★でも、まだ日にちが有る。わからない。11月は、苦難のステント入れ替えの入院もある。学生さんたちには、各人に、言葉入りの「カード」を配ることにしている。もし話すとなれば、人数の枚数を準備しなければでしょう。
★先ほど、千草さんから電話があった。「揺れている」と語ると、「そりゃダメよ、話さないと。小崎さんの『語り部』は使命ですよ。神さまが、そのためにイノチを与えた。語りを止めたら、声も出なくなる。元気もなくなる。イノチの限り、ガンバってください」。背中を押されてしまった。
日記愛読者のひとりです。
返信削除毎朝起き上がる前に聖書を少しづつ読んでいます。
コリントの信徒への手紙 二 4. 13 のところに、
「わたしは信じた。それで、わたしは語った」と書かれています。
そのあとの「信仰に生きる」の部分も私の心に響きます。
神さまに、全く、委ねて、生きる。自分が働くのでは、ない。神さま、マリアさまが働かれる。自分は、道具に過ぎない。コルベ神父の言葉です。そう、ありたい。
削除私も千草さんの意見に
返信削除大賛成です!
お声が小さければ、聞く人は
静かにして、耳をすますと
思います。
大変だと思いますが……
千草さんは、ズバリ言うので、こころに、グッと、くる。生かされていることに、カンシャしながら。
削除お声が小さいのでしたらマイクの音量調節して頂いてはいかがでしょうか?
返信削除皆様お待ちしていらっしゃいます。
語り部はお務めですもの神様が助けて下さいます。
生徒さんには福音宣教にもなりますし
ステンド入れ替えもあり不安ですことお察し致します。
もし体調が悪くなければお引き受けされては
神様のみ旨のままに
祈りうちに
若い皆さんのこころには伝えたい。なぜ、世界に、いつまでも争いがあるのでしょうか。平和になりますように、祈り、伝えます。
削除千草さんは良いことをおっしゃいますね。コルベ神父が身代わりを引き受けてくださった
返信削除ガイオニチェクさんはトマさんにも何度も面会されました。
世間からあれこれと辛らつなことを言われながら長い歳月を過ごされたと思います。
それは証言されることを使命とされたからではないでしょうか。
トマさんも証言者だと思います。
皆が証言者を求めているのです。
声の調子はご満足されていないようですが放送設備を万全にされて
皆の求めに応じられるのも一案だと思います。
ガヨビニチェックさんと、3度、固い握手をしました。「愛と、イノチ」。彼の「語りべ」をトマが受け取った。ジンクーエン。
返信削除私たち家族も小崎さんに握手をしていただいたので、ガヨビニチェックさんともつながっています。
返信削除ぜひお話されて、生徒さんたちと握手もしていただきたいと思います